レビュー

by Airsalon 立川店

REVIEW

  • 【保存版】美容室の違法な面貸しには注意!事前にトラブルを避けるためのポイントを徹底解説

    フリーランスの美容師として働く場合、面貸しというシステムを利用することがあります。
    美容室の一角をレンタルする面貸しですが、場合によっては美容室が違法に面貸しをしているかもしれません。

    違法な面貸しをしている美容室で働いた場合、美容師側は余計なトラブルに巻き込まれる可能性があります。
    また、知らずに違法な面貸しをしている美容室も注意が必要です。

    そこで今回は、違法な面貸しにならないために事前にトラブルを避けるためのポイントをまとめて解説します。

    【控訴・トラブル】美容室の違法な面貸しってなに?注意点を解説

    美容室の違法な面貸しについて注意点とともにくわしく解説します。

    美容室の面貸しってどんなシステム?

    美容室の面貸しとはフリーランスの美容師に美容室の一部の席を貸し出したり、営業時間外に貸し出すシステムです。
    面貸しは社員として美容室が雇うわけではなく、フリーランスの美容師に美容室の一部をレンタルするのが基本になります。

    美容師は自分の美容室を開業する資金がかからず、フリーランスとしてコストを抑えつつ自由度の高い働き方が出来るのが特徴です。
    美容室側は社員を雇う人件費をかけずに美容室の一角を有効活用できます。

    双方にメリットがるため、フリーランスの美容師や美容室の働き方の1つとして定着してきていますが問題もあります。
    面貸しサロンは場合によっては違法となり、トラブルに繋がる可能性も少なくありません。
    違法となる面貸しサロンについて次の項目で説明します。

    美容室の面貸しが違法になる事がある?違法になる基準とは

    美容室の面貸しをする際、気を付けたいのが法律違反です。
    違法な面貸しになるケースは次の通りです。

    • 美容師を社員として扱う
    • 美容師免許のない美容師を雇っている
    • 保健所への必要な届け出がない

    まず、面貸しサロンでの働き方で注意したいのはレンタルをする美容師は美容室の従業員ではない点です。
    あくまでもフリーランスの美容師は個人事業主になるため美容室の仕事を任せるのはNGです。

    また、美容室が美容師免許のない美容師を雇っている場合も注意が必要になります。
    美容室が美容師免許のない美容師を雇っていると、美容室自体が業務停止になる事があります。
    法律違反をしている美容室の面貸しで働いていると、急に美容所が業務停止になって働けなくなることがあるので注意しましょう。

    最後のケースは美容室側が注意すべき点です。
    美容室は面貸しをする際、新規で美容室を開業したわけではなくても保健所への届け出が必要です。
    美容室のオーナーは面貸しの契約を美容師と交わした場合、保健所に届け出事項健康届や理容師免許証・美容師免許証の原本など必要書類を届け出ましょう。

    これらの3つのケースが主な法律違反になる可能性が高いケースです。
    面貸しを利用する際は美容室側、美容師側双方が気を付けるようにしましょう。

    違法な面貸しにならないための注意点は?美容室が気を付けるポイントとは

    上記で説明したように、面貸しは理容の仕方によっては違法になる事があります。
    意図していなくても違法になる事があるため、美容室は事前にどんなことが違法になるのか知ることが大切です。

    面貸しは従業員を雇うわけではありませんが、美容室の一角を貸し出すため責任が伴います。
    忘れないように保健所に必要な書類を届け出る他、常に意識をして法律違反に当たることはしないようにしましょう。

    また、面貸しで働く美容師は従業員ではないためちょっとした業務を軽い気持ちで頼まないように注意しましょう。
    面貸しと通常の美容室の経営との線引きも大切です。

    美容師側も注意!違法な面貸しに巻き込まれないための注意ポイントとは

    美容師側も面貸しで働く際、違法な面貸しに巻き込まれないように注意しましょう。
    面貸しで働く前にどんなことが違法に当たるのか調べる他、違法なことをしている面貸しサロンをなるべく利用しないようにするのも大切です。

    ただし、美容師側からはきちんと届け出がされているのかなど把握しにくい面もあります。
    もし、美容室側に違和感を覚えるような点がある場合は注意したり、美容室の業務を少しでも頼まれたらその場で拒否しましょう。
    頻繁に不審な点がある場合、他の面貸しをしている美容室を探した方が良いでしょう。

    違法な面貸しでのトラブルを避けるには?契約書を残しておくのも大切

    美容室の違法な面貸しでのトラブルを避けるためのポイントについてくわしく解説します。

    違法な面貸しでのトラブルを避けるポイントとは

    美容室側・美容師側双方でトラブルを避けるポイントは次の通りです。

    • 事前にできることできないこと、やるべきことを確認
    • 美容室とフリーランスの美容師の線引きをきちんとすること
    • 事前に書面での確認を!

    まず、一番大切なのは後々トラブルにならないように美容師側も美容室も面貸しを利用する前にシステムについてきちんと調べましょう。
    面貸しにはできること、できないこと、やるべきことがあります。
    なにができて、なにができないのかだけでなく、なにをすべきなのかまできちんと双方が調べておくことがトラブルを避けるには大切です。

    また、美容室とフリーランスの美容師の線引きをきちんとしましょう。
    美容室はフリーランスの美容師を雇用するわけではないため、美容室の仕事をやらせるのは違法になります。
    美容師も仕事を頼まれてもやらないようにするなど、従業員との線引きを意識して面貸しで働くのが大切です。

    これらの決まりごとはすべて契約書に残しておくと安心です。
    勤務時間の条件や料金に関することだけでなく、材料費などのお金に関することもまとめて契約書に記載しておくと未然にトラブルを避けやすくなります。

    契約書は事前確認も大切!怪しいと思ったらその場で確認しよう

    上記で説明したように、面貸しでのトラブルを避けるためには契約書に残しておくことが大切です。
    それだけでなく、契約書を読んでおかしいと思ったり、怪しいと思った時はその場で契約する美容室に確認しましょう。
    この時、もし確認事項が契約書に書いていなければなるべく書面に残しておくと安心です。

    法律に触れないためには雇用形態にも注意!面貸しは社員との区別が大切

    法律に触れないために美容室側ができるトラブルを避けるためのポイントについてくわしく説明します。

    面貸しでの美容室側の注意ポイントとは

    面貸しでフリーランスの美容師と契約する際の注意ポイントは次の通りです。

    • お客と美容師のトラブルに注意
    • 契約上のトラブルに注意
    • 雇用の区別に注意

    面貸しでのトラブルで美容師と契約する際、気を付けたいのがお客さんと美容師とのトラブルです。
    美容室をレンタルしているため、もしお客さんとのトラブルが起こった際に美容師だけでなく美容室も印象が悪くなります。
    そのため、お客さんとトラブルを起こしそうな美容師と契約するのはなるべく避けたり、トラブルが起こらないような環境づくりに努めましょう。

    2つ目の注意ポイントが、契約上のトラブルです。
    契約書に記載されていないことでトラブルが起こると、口頭では言った、言っていないなど不毛な言い争いが起こります。
    そういった事態を避けるためにも、特に金銭に関わることは細かく契約書に記載しておきましょう。

    最後に美容室側が注意したいのが、雇用上の区別です。
    フリーランスの美容師は美容室が雇用するわけではなく、従業員ではありません。
    そのため、美容室の仕事をさせたり、無料で材料を提供すると違法になる可能性があります。
    薬剤などを提供する際はレンタル料に含むとして、無料で提供する形にはしないよう注意したり、業務を美容師に与えないように注意しましょう。

    フリーランスの美容師はあくまでも契約者!社員ではないので注意

    上記の最期に説明した通り、フリーランスの美容師は従業員ではありません。
    あくまでも契約者なので、雇用していないのに従業員扱いするのは違法だと理解した上で美容室は契約を結びましょう。
    日々心掛けていないと、ふとした時に従業員として扱ってしまうことがあるので注意が必要です。

    テナントオーナーとも事前確認を!ミラーレンタル型の面貸しは賃貸契約に注意

    面貸し(ミラーレンタル)の賃貸契約に注意しなければいけない理由についてくわしく説明します。

    美容室が賃貸の場合は賃貸契約に注意!テナントオーナーの理解が必要

    面貸しはミラーレンタルとも呼ばれるのですが、テナントオーナーが美容室のオーナーとは別にいる場合は注意が必要です。
    テナントのオーナーは美容室のオーナーに場所を貸しているため、知らないうちに面貸しをしていると知れば気を悪くすることもあります。

    賃貸契約は借りた人が貸した場所を使うのを許可しているため、他人に貸すことは基本的に禁止です。
    そのため、テナントオーナーが知らないうちに面貸しをすると賃貸借契約違反として契約解除されるかもしれません。
    契約解除などのトラブルにならないように、テナントオーナーには事前に連絡をして了承を得るのがベターです。

    テナントオーナーとのトラブルを避けるには?面貸しをする際の注意点

    テナントオーナーとのトラブルを避けるためには、美容室側は普段からオーナーとの関係を良好にしておくのも大切です。
    基本的には面貸ししたからと言って、契約を解除される事態に繋がることはあまりありませんがオーナーとの関係には注意しておきましょう。

    美容室の面貸しでのトラブルを避けるには徹底した事前確認が大切!

    違法な面貸しをしている美容室でのトラブルを避けるためには、事前確認が大切になります。
    美容師側は保健所などの届け出をきちんとしているかなど、確認するのが難しいこともありますがなるべくどんな美容室なのか確認しましょう。
    フリーランスの美容師を社員と同じように扱ったり、契約前に同じように扱う雰囲気を感じたらその美容室は避けるのがベターです。

    また、美容師免許を持っていない美容師に面貸しをしている美容室も避けるようにしましょう。
    面貸しは美容室側、美容師側双方にメリットのあるシステムですが余計なトラブルに巻き込まれないように法律を順守するのが大切です。

    2022.6
  • 【保存版】美容室の面貸しって短期間だけ借りられる?面貸しの料金システムについて徹底解説

    美容室の面貸しはフリーランスの美容師の働き方の1つとして、年々需要が増えてきています。
    面貸しは時間や日、月ごとにレンタル料を払って利用するのが基本です。
    一定の料金を支払うこともあるのですが、報酬の何割かをレンタル料でサロンに支払う歩合制もあります。

    レンタル料の支払い方は様々ですが、短期間だけ借りることはできるのでしょうか?
    そこで今回は、美容室の面貸しが短期間だけ借りられるのか、面貸しの料金システムについてまとめて解説します。

    1or1時間】美容室の面貸しは短期間または時間でも借りられる?

    美容室の面貸しは短期間、短時間でも借りられるのかについてくわしく説明します。

    美容室の面貸しってどんなシステム?

    美容室の面貸しはフリーランスの美容師が面貸しサロンの一角をレンタルし、仕事をするシステムのことです。
    フリーランスの美容師の場合、開業して自分の店舗で仕事をするか、仕事をする場所を探す必要があります。
    面貸しを利用すれば、開業資金を節約しながらフリーランスとして比較的自由な働き方ができるのが特徴です。

    また、将来的に独立して店舗を構えたい場合には経営の経験ができるのも面貸しの良い点です。
    面貸しは雇用契約を結んで働くわけではないため、美容師は自分で集客しなくてはいけません。
    それだけではなく、会計や売り上げの管理、税務処理まですべて一人で対処する必要があります。
    個人事業主として経営のノウハウを学びたい人にも面貸しは人気です。

    美容室側は面貸しシステムを利用すれば、空いたスペースを有効活用できます。
    空いた席をレンタルしたり、営業時間外や休業日にレンタルすることで人件費をかけずに収入を得られます。

    1日や1時間からでも美容室の面貸しは利用できる?

    美容室の面貸しの利用方法はサロンごとに様々です。
    利用規約は面貸しサロンごとに違いますが、1日や1時間、1分単位で利用できるサロンもあります。
    中には1分や15分から利用できることもあるため、必要に応じて面貸しサロンを探すようにしましょう。

    面貸しの契約は売り上げに応じて使用料を支払う歩合制と、時間や月、日ごとに使用料を支払う時間性があります。
    歩合制の場合は報酬の3割から6割前後の使用料を支払うことが多いです。

    時間制の場合は1時間1500円~5000円前後の使用料を支払うことが多いです。
    ただし、立地や地域性などの要因によって値段は前後するのでサロン選びが大切になります。

    面貸しは雇用契約ではないので注意!自己管理が大切

    面貸しの契約は雇用契約ではないため、固定給はありません。
    個人事業主として自分で集客しなければ、収入はないと思った方が良いでしょう。
    収入が不安定な働き方のため、自己管理がとても大切になります。

    勤務時間や売り上げの管理、計画的な集客など、自分で動かないと面貸しで働くのは難しいです。
    面貸しの仕事が安定するまでは収入面が不安定なことも多いので、料金システムを上手く活用するのが大切になります。
    サロンごとに料金の幅があるため、自分の能力や集客力を客観的に分析してレンタルするスペースを探しましょう。

    【料金システム】美容室の面貸しはサロンごとに料金システムが違う!

    美容室の面貸しの料金システムについてくわしく説明します。

    美容室の面貸しはサロンごとに料金システムが違う?

    美容室の面貸しはサロンごとに料金システムが違います。
    すでに説明したように、料金システムは歩合制か時間制の2パターンが基本です。
    ここから、1時間、15分、1分ごとなどサロンによってさらにレンタルできる時間の単位が変わってきます。

    ただし、1時間以下の時間で借りても美容室の施術の場合はカットをするのがギリギリできるかどうかです。
    施術時間以外にも接客のための準備や後片付けもあるため、基本的には1時間以上借りることになると思います。
    そういう場合、細かく分単位か、1時間ごとにするかによってレンタルするサロンも変わってきます。
    歩合制の面貸しもありますが、大体は1時間単位に借りることが多いです。

    面貸しの料金システムごとの特長は?メリット・デメリットとは

    面貸しの料金システムにはそれぞれ特長があり、メリット・デメリットが違ってきます。

    まず、歩合制のメリットは報酬に対して支払う額が変わるので赤字になりにくいことです。
    フリーランスの美容師になりたての頃は収入が不安定なことも多いのですが、歩合制なら売上が少ない場合は支払う額も少なくなります。
    そのため、一定の金額を支払うシステムよりも赤字にはなりにくいです。

    反対に歩合制のデメリットは、売上が増えれば増えるほどサロンに支払う額も増えることです。
    一定の金額を安定して稼げる場合、歩合制にすると儲けが少なくなることもあるので注意しましょう。

    時間制のメリットは一定の金額をサロンに支払うため、売上と支出の計画を立てやすい点です。
    時間や月ごとに支払う金額が決まっていれば、お金の計算がしやすくなるため面倒な事務仕事も少し楽になります。
    また、売上が上がれば上がるほど儲けが増えるのもメリットです。

    反対に時間制での支払いのデメリットは、売り上げが一定金額以上ないと赤字になることです。
    売り上げが不安定なことが多いフリーランスの美容師の場合、売上が少なすぎると定額料金が支払えません。
    そのため、時間制だと予想以上に収入がなかった場合に事前にたてていた計画が崩れることもあります。

    働き方に合わせて料金システムを選ぶのも大切

    フリーランスの美容師と言っても働き方は人それぞれです。
    集客の仕方から戦略まで違うのはもちろんのこと、最終的な目標も変わってきます。
    そのため、自分らしい働き方ができる環境を作るのもフリーランスの美容師には大切です。

    面貸しで働く際、まずは料金システムの違いに目を向けることで希望する働き方に少し近づけます。
    今の自分の実力を客観的に分析し、歩合制か時間制なのかを決めるのはもちろんのことどのくらいの支払いならできるのかも一緒に考えましょう。

    【ブースレンタル・シェアサロン】カットスペースのレンタルは面貸し以外にもある?

    カットスペースのレンタルは面貸し以外にもあるのかについてくわしく説明します。

    面貸しのように美容師がスペースをレンタルできるシステムはある?

    面貸しの他にも美容師がスペースをレンタルできるシステムはあります。
    シェアサロンやレンタルサロンなど、複数の美容師がサロンとして使用できる場所をレンタルするシステムも徐々に利用者が増えています。

    スペースをレンタルして仕事をする働き方は独立志向の人に人気です。
    また、最近はコワーキングスペースやシェアオフィスが増えていることもあり、美容室の働き方も細分化されてきています。

    シェアサロンやブースレンタルってどんなシステム?面貸しとの違いは?

    シェアサロンやブースレンタルは面貸しと同じように場所をレンタルする働き方ですが、面貸しよりも個人的なスペースが広いのが特徴です。
    また、面貸しの場合は店舗の従業員と契約した美容師が働くことが多いのですがシェアサロンの場合はテナント全体がレンタルスペースなことが多いです。
    そのため、より個人的な仕事に集中できる環境が整っているのがシェアサロンになります。

    面貸しのようなカットスペースのレンタル場所を探す方法は?

    面貸しのようなカットスペースをレンタルしたい場合、ネットを利用して探すのがおすすめです。
    「カットスペース レンタル 地域名」で検索すると、レンタルサロンやシェアサロンを探しやすくなります。

    また、レンタルスペースを探せるサイトを利用するのもおすすめです。
    他にも求人サイトで面貸し・シェアサロンで絞って探したり、面貸し・シェアサロンを探せるアプリを利用する方法もあります。

    1時間からOK】面貸しを短期間借りる場合の注意ポイントとは

    面貸しを短期間借りる場合の注意ポイントについてくわしく説明します。

    1時間?1日?】面貸しを短期間借りる場合の注意ポイントは?

    面貸しは1時間単位で借りられることが多いのですが、借りる際には注意が必要です。
    短時間で借りる場合、ある程度顧客の目処が立っていることが前提だと思います。
    メニューによって施術時間は変わってきますが、借りる時間には仕事の準備時間や片付けの時間も入ります。
    施術時間ぴったりに借りると時間が足りず、予算の計画が崩れることがあるので注意しましょう。

    短期間、短時間の面貸し利用がおすすめなケースとは

    1日や1時間単位など、短期間、短時間で面貸しを利用するのおすすめなケースは顧客にあわせて場所を借りる時です。
    いつもは別の場所を借りている場合でも、お客さんが利用しやすい場所にあわせて面貸しサロンを変えるのもおすすめです。

    また、自分の店舗が改装中に短期間だけ面貸しを利用することもあります。
    短期間だけ借りる場合、きちんと薬剤の料金や光熱費などの利用規約をきちんと確認するようにしましょう。

    面貸しを利用する働き方も人それぞれ!自分にあったスタイルで働こう

    面貸しは働き方の幅を広げてくれる便利なシステムです。
    利用の仕方は人それぞれで、自分にあったスタイルで働くことが大切です。
    事前に計画を立てることも大切ですが、まずは自分にどんなスタイルが向いているのか探してみても良いでしょう。

    ただし、サロンとのトラブルを避けるためにもレンタル料の相場を事前に調べておくのがおすすめです。
    また、契約内容をしっかり確認してから契約するようにしましょう。

    面貸しは1時間からできる!働き方にあわせて面貸しサロンを選ぼう

    美容室の面貸しは1時間からでも借りられますが、実際には1時間での施術は難しいです。
    レンタルした時間は接客だけでなく、顧客を迎えるための準備時間や片付けの時間も入るので注意しましょう。
    また、短時間でのレンタルは割高になる事もあるので働き方にあわせて面貸しサロンを選ぶことが大切です。

    ただし、お客さんの都合に合わせていつもとは違う面貸しサロンを借りる場合などには短時間の利用もおすすめです。
    フリーランスの美容師の働き方は様々なので、自分にあった面貸しサロンの利用の仕方を探しましょう。

    2022.6
  • 【2022年版】美容室の面貸しは契約書が大切!面貸しの契約書の書き方からテンプレートまで徹底解説

    フリーランスの美容師としての働き方で、年々増えてきているのが面貸しで働くケースです。
    美容室の一角をレンタルする面貸しですが、美容室の従業員では出来ない自由度の高い働き方が特徴です。
    また、美容室のスペースを有効活用できるので美容室側にもメリットがあります。

    しかし、通常の雇用契約ではないため面貸しは美容師と美容室側でトラブルになる事も少なくありません。
    そんな時に大切になるのが面貸しの契約書です。
    そこで今回は、面貸しの契約書の重要性や書き方、契約書のテンプレートまでまとめて紹介します。

    【美容室・美容師】面貸しは契約書が重要! その理由を解説

    美容室の面貸しは契約書が重要な理由を解説します。

    面貸しは契約書が大切?その理由とは

    美容室の面貸しはフリーランスの美容師が美容室の一角をレンタルし、仕事をするシステムのことです。
    業務委託とは違い完全に美容室とは切り離して仕事をするため、メニューの価格や勤務時間を比較的自由に決められるなど自由度の高い働き方になるのが特徴です。
    しかし、自由度が高いだけに事前に交わす契約が大切になります。

    美容師と美容室の間のトラブルで特に多いのが、金銭トラブルやスペースの利用の仕方のトラブルです。
    こういったトラブルは契約時に言った、言わないの水掛け論になる事が多く、最悪の場合は裁判に発展することもあります。
    そんな時、契約書は美容師側と美容室側の双方の意見を証明するために必要です。
    また、トラブルを未然に防ぐためにも大切な契約事項は書面に残しておくことが大切です。

    【美容室側】面貸しの契約書を作る時の注意ポイントは?

    美容室が面貸しの契約書を作る時の注意ポイントは次の通りです。

    • 金銭トラブルを避けるためになるべく細かく記載する
    • なるべく分かりやすく契約事項を記載する
    • 利用時の注意事項も細かく記載する
    • 契約書は行政書士や弁護士の手を借りて作るのもおすすめ

    まず、美容師とのトラブルで多い金銭トラブルを未然に防ぐためにレンタル料の支払い方など、お金に関することは細かく記載しておきましょう。
    また、契約事項はなるべく分かりやすく記載することで契約書をお互いに確認する際に便利です。

    次に美容室の貸し出すスペースの利用時の注意事項も細かく記載しましょう。
    面貸しは美容室の一角を貸し出すため、貸し出した美容師の利用の方によっては美容室の評判が下がってしまいます。
    利用上の規定もしっかり契約書に記載しておくとトラブルを未然に防ぎやすくなります。

    最後の注意ポイントですが、トラブルをなるべく避けたい場合には行政書士の手を借りて契約書を作るのもおすすめです。
    行政書士の事務所の中には、面貸しの利用規約の雛形を販売しているところもあります。
    トラブルで発生する手間などを考えると、お金を支払って契約書を作る方がお得な可能性もあるので検討してみてください。

    【美容師側】面貸しの契約書を読む際の注意ポイントは?

    美容師側が面貸しの契約書を読む際の注意ポイントは次の通りです。

    • 金銭的な契約事項のチェック
    • 利用規約のチェック
    • 重点を置いている契約事項のチェック

    まず、料金の支払い方法についてチェックしましょう。
    歩合での支払いの場合はパーセンテージをチェックするなど、なるべく細かい部分まで読み込むのがおすすめです。

    また、利用上の規約についてもトラブルを避けるために事前にきちんとチェックしておきましょう。
    最後に、フリーランスとして働くうえで重点を置いている契約事項をチェックするのも忘れないことが大切です。

    面貸しの契約書はひな形を作っておくと楽?書き方やテンプレート3選をご紹介

    美容室の面貸しの契約書の書き方やテンプレートを紹介します。

    美容室の面貸しの契約書の書き方は?

    美容室の面貸しの契約書を作成する際、インターネットで一度調べてみるのがおすすめです。
    美容室の開業をサポートしたり、面貸しをサポートしている会社や事務所などのHPで提供されていることもあります。

    契約書を作成した後は弁護士さんに確認してもらうのがおすすめです。
    契約書に不備があるとトラブルに繋がり、大きなリスクを背負うことがあります。
    書類を完璧に仕上げるためには専門家の手を借りるのがベターです。

    美容室の面貸しの契約書テンプレートの参考になるサイトは?

    以下では、面貸しの契約書を作る際にテンプレートの参考になるサイト3選を紹介します。

    面貸しのテンプレート例1「契約書作成eコース」

    こちらのサイトは日本語の契約書式テンプレートのダウンロード販売サイトです。
    有料になりますが行政書士事務所が作った完成度の高い契約書のため、きちんとした書類を作成したい場合には利用してみてください。
    「参考:契約書作成eコース

    面貸しのテンプレート例2「bizocean」

    こちらは様々な契約書のテンプレートをダウンロードできるサイトです。
    様々な契約書のテンプレートに対応できるほか、無料でダウンロードできるものが基本なので利用してみてください。
    「参考:bizocean

    面貸しのテンプレート例3「ジョブメドレー」

    こちらのサイトは医療介護求人サイトですが、業務委託の契約書についての記載があります。
    明確には面貸しと業務委託は違ってくるので、契約書を作る際はそのままではなく参考程度に利用するのがおすすめです。
    「参考:ジョブメドレー

    雛形を知れば契約書のチェックがしやすい!事前にチェックする項目とは

    雛形を知れば契約書のチェックがしやすくなる理由と、事前に詳しくチェックをする項目について説明します。

    美容師も面貸しの契約書の雛形を知っておくべき?その理由とは

    美容師も契約をする前に面貸しの契約書の雛形を知っておくのがおすすめです。
    自分がどんな契約をするのか、きちんと把握しておかないと個人事業主の場合は一人でリスクを抱えることになります。
    そのため、事前にどんな契約項目があるのか雛形を調べて知っておくのも大切です。

    面貸しの契約書で美容師が契約前に詳しくチェックすべき項目は?

    面貸しの契約を交わす際、美容師側は美容室側と同等の契約が出来るのかチェックするようにしましょう。
    例えば歩合で料金を支払う場合、割合が大きすぎると支払いが困難で儲けがほとんどないこともあります。

    美容師は個人事業主のため、美容室と立場は同等です。
    契約内容が美容室側に有利に働きすぎる場合は注意が必要です。

    まとめ

    面貸しはフリーランスの美容師の働き方1つですが、契約書はとても重要になります。
    特にお金に関係する項目はしっかりチェックすることが大切です。
    また、美容室側も後々のトラブルを避けるためになるべく細かく条件をいておくのがおすすめです。

    トラブルを未然に防ぐには、美容師と美容室の双方がお互いに納得した上での契約が大切です
    それだけではなく、もしもトラブルになった時には契約書が重要な決め手にもなります。
    今回紹介したことを参考に、面貸しの契約をする際は契約書に注目して事前に詳しくチェックしたり、作りこんでみてください。

    2022.6
  • 【保存版】シェアサロンで儲けるには料金形態が大切?シェアサロンの料金について徹底解説

    シェアサロンはフリーランスの美容師などが場所を借りて仕事ができる、便利な施設です。
    しかし、通常の美容室で働くのとは違って固定給はありません。
    そのため、フリーランスの美容師が儲けを出そうと思う場合は様々な工夫が必要になります。
    料金形態の選び方の工夫はそのうちの1つで、シェアサロンで儲けを出したい場合は大切な要素です。
    そこで今回は、シェアサロンで儲けるには料金形態が大切な理由と共にシェアサロンの料金についてまとめて解説します。

    【月極・月額】シェアサロンの料金形態の種類は?それぞれ違いがあるの?

    シェアサロンの料金形態の種類とその違いについてくわしく説明します。

    シェアサロンの基本的なシステムは?サロンごとに料金形態が違う?

    シェアサロンは美容室やネイルサロンなど、サロンの一角をレンタルして美容系の施術ができる施設です。
    とくにヘアサロンとして利用されることが多く、フリーランスの美容師の働き方の1つとして年々需要が増えてきています。

    シェアサロンの特徴の1つがサロンごとに利用規約や料金設定、料金形態が違ってくることです。
    基本的には一定の金額をサロンに支払う月額制・時間制と報酬の何割かをサロンに支払う歩合制が主な料金形態です。

    月ごとや時間ごとに区切った利用料の月額制・時間制の場合、歩合制とは違って一定の金額をサロンに支払います。
    反対に報酬に対して利用料が何割と設定された歩合制の場合、報酬の変化によって支払う金額も変化します。
    シェアサロンによって料金形態は違ってくるため、自分にあっているサロンを選ぶことが大切です。
    また、料金形態が一緒でも価格が違ったり、支払う割合が違ってくるため事前にきちんと確認しましょう。

    シェアサロンの月額制・時間制の料金形態の特徴は?

    シェアサロンの料金形態は一定の利用料を支払う月額制・時間制と報酬に応じて利用料が変わる歩合制の2パターンに大きく分かれます。
    月額制・時間制の料金形態の最も大きな特徴は、一定の金額をサブスクのように支払うことです。

    月額制は基本的にひと月ごとに利用料を支払いますが、時間制は1時間ごとだけでなく30分、15分ごとにレンタルできるサロンもあります。
    シェアサロンの利用規約や料金形態はサロンごとに違ってくるため、区切る時間もサロンごとに変わってきます。
    また、月額か1時間ごとの利用化を選べるサロンも中にはあるので探してみるのも良いでしょう。

    例えば1時間1500円、月額だと11万円のシェアサロンの場合、1日に8時間以上借りるなら1時間単位で借りるよりも月単位で借りた方が安くなります。
    また、シェアサロンは面貸しサロンよりも設備やサービスが整っていることが多く、オプションによって料金が変化することもあります。
    シェアサロンごとに料金形態から利用料まで様々なので調べてみてください。

    シェアサロンの歩合制の料金形態の特徴は?

    シェアサロンの歩合制の料金形態の大きな特徴は、報酬に応じて支払う利用料が変化する点です。
    歩合制の場合、短時間の利用よりも一定の期間働きたい美容師の利用が多い印象です。

    シェアサロンの利用者とした想定されるのが、フリーランスの美容師や副業目的の美容師、店舗が改装中などで使えない美容師などが想定されます。
    短期間や短時間の利用の場合、歩合制だと利益の計算が面倒だと感じる人も少なくありません。

    料金形態以外にもシェアサロンの利用料に違いはあるの?

    料金形態以外にもシェアサロンの利用料には違いがあります。
    まず、一番の違いが利用料です。
    シェアサロンで多いのが時間制で、大体1時間1500円前後が多いのですが料金は地域差や立地によって変化します。
    また、施設の設備やサービスによってシェアサロンによっては複数のプランを用意していることもあります。

    働き方によって自分にあっているプランを選ぶことが多いのですが、無理のない料金設定のサロンを選ぶのも大切です。
    立地によって利用しやすかったり、設備が良くて高めのシェアサロンを選びたくなるかもしれませんが料金設定が高すぎると後悔することも多いです。
    収益と支出のバランスを考えて高すぎず、低すぎない値段設定のシェアサロンを選ぶのがおすすめです。

    【月額?歩合?】シェアサロンの料金形態のメリット・デメリットは?相場とともに紹介

    シェアサロンの料金形態のメリット・デメリットをそれぞれの種類ごとに詳しく説明します。

    シェアサロンの料金形態の違いは大きく分けると2

    シェアサロンの料金形態は大きく2つに分かれます。
    報酬の何割かをサロン側に収める歩合制と一定金額を利用料として支払う月額制・時間制の2パターンです。
    時間制の平均的な相場は1500円前後、月額制の相場は10万円前後、歩合制の相場は3割前後です。
    ただし、料金の相場は地域によって変わったり、利用料に様々なサービスが含まれていることもあるので事前確認しましょう。
    月額制・時間制は時間で区切って一定の金額を支払う料金形態のため、実際には違う料金形態になりますがメリット・デメリットが似てきます。
    以下では、月額制・時間制と歩合制のメリット・デメリットについてくわしく説明します。

    月額制・時間制のメリットは?

    月額制・時間制の主なメリットは次の通りです。

    1. 安定した集客がある場合に儲けを増やしやすい
    2. 経費の計算がしやすい
    3. 仕事の計画を立てやすい

    一定金額を利用料として支払う場合、安定した集客が望めるのであれば儲けを増やしやすくなります。
    歩合制だと儲けが増えれば増えるだけ利用料も増えますが、月額制や時間制は料金の変動がありません。
    そのため、稼げば稼ぐだけ儲けも増えます。

    また、利用料が変動しないため経費の計算がしやすくなります。
    経費の計算がしやすくなれば、仕事の計画を立てやすくなるのもメリットです。
    事前に利用料を経費として計算できるため、集客力とあわせて分析すると丁度良い料金のシェアサロンを探しやすくなります。

    月額制・時間制のデメリットは?

    月額制・時間制の主なデメリットは次の通りです。

    1. 自己分析できないと赤字になる可能性が高い

    一定の金額を利用料として支払う月額制・時間制の場合、収入があまりなかった場合に赤字になる可能性が高いです。
    シェアサロンで働く場合、事前に自分がどのくらい稼げるか計算しますがこの時にきちんと客観的に自己分析することが大切になります。
    例えば月額制でひと月分の利用料を支払う場合、サロンを利用する美容師はひと月で稼げる金額を予想しなければいけません。
    予想した金額よりも収入が少なかった場合、シェアサロンの利用料や薬剤の費用などの経費が収入を上回り赤字になる可能性があります。

    歩合制のメリットは?

    歩合制の主なメリットは次の通りです。

    1. 売上が少なくても赤字になりにくい
    2. 集客力を予想し辛くても利用しやすい

    まず、歩合制は売上が少なければサロンに支払う利用料も少なくなります。
    そのため、もし予想よりも売上が少なくても赤字になりにくいのがメリットです。

    また、フリーランスの美容師になってすぐは自分の集客力がどのくらいなのか判断しにくいことがあります。
    ある程度分かっていないとフリーランスで働くのは難しいのですが、はっきりとわからない時に歩合制は利用しやすいのがメリットです。
    売上がどのくらいか分からなくても、お試しでシェアサロンを利用してみたい場合にひと月だけ歩合制で働いてみるのも良いでしょう。

    ただし、集客力が予想できない場合は支払う割合が高すぎるサロンはリスクが高いので避けるのがベターです。

    歩合制のデメリットは?

    歩合制の主なデメリットは次の通りです。

    1. 売上が上がっても儲けを出しにくい
    2. 支払う割合が高すぎると赤字になる可能性も

    まず、デメリットになるのが歩合制は売上が上がれば上がるだけ支払う金額も上がることです。
    そのため、せっかく安定して稼げるようになっても利益を増やしにくいので注意しましょう。

    また、シェアサロンによって利用料として支払う割合が変わってくるのですが割合が高すぎると赤字になる可能性もあります。
    歩合制は収入が少なくても、その分支払う料金も少なくなるのですが薬剤代など最終的な経費が売上を上回れば赤字になります。
    支払う割合が高くなれば、その分赤字になる可能性もあるのがデメリットです。
    とくにシェアサロンの利用を始めたばかりで、収益の予想がしにくい場合は注意しましょう。

    シェアサロンで儲けを出すには料金形態の選び方が大切!その理由とは

    シェアサロンで儲けを出すには料金形態の選び方が大切な理由を詳しく解説します。

    シェアサロンで儲けを出すには料金形態の選び方が大切?その理由とは

    シェアサロンで儲けを出したいと思った時、大切になるのが料金形態の選び方です。
    少なくても高くても儲けを出すためには、出費に対して売上が上回る必要があります。

    儲けを出したいなら、まずはどのくらいの売上が見込めるのか予想すると思います。
    予想した売上に対して、薬剤代などの経費+シェアサロン代をおさえなければいけません。
    この時、予想できる範囲がひと月なら月額制のサロンにしても良いでしょう。
    もしひと月辺りの売上を予想するのが難しかったり、複数のシェアサロンを利用する場合は時間制でシェアサロンを利用するのもおすすめです。
    売上の予想が大まかにしかできなかったり、予想額が少なくて不安な場合は歩合制にしても良いでしょう。

    【歩合制・時間制・月額制】儲けを出すためにはどの料金形態が良い?

    シェアサロンで儲けを出したい場合、具体的にどの料金形態が良いかははっきりと言い切れません。
    シェアサロンを利用する人はフリーランスの美容師だけでなく、副業目的の美容師、店舗が一時的に何らかの理由で使用できない美容師など様々です。
    それぞれ、状況や働き方、売上などに応じて儲けを出しやすい料金形態のシェアサロンを選ぶのが大切になります。

    シェアサロンの料金形態を選ぶ前に客観的な自己分析を!

    シェアサロンの料金形態を選ぶ前、大切になるのが自己分析です。
    料金形態は短時間働くなら時間制、フルタイムで働くなら月額制など、働き方に応じて選ぶ必要があります。
    この時、自分の能力を客観的に分析することで無理のない料金形態を選べます。
    自己分析をして料金形態を選ぶ際は同時にどのくらいの価格帯が良いのかあわせて考えるのがおすすめです。

    料金形態以外にもシェアサロンは細かい設備やサービスをチェックしよう

    料金形態以外にも、シェアサロンは細かい設備やサービスも重要です。
    シェアサロンはセット面やカラー剤など、設備や薬剤をレンタルするのが基本ですが中には無料で利用できるサロンもあります。
    ただし、数時間以内の使用なら無料など利用規約はサロンによって違うので事前確認が大切です。
    サービスによっては利用料が少し高めでもお得なことがあります。
    どの設備が無料で使用できるのか、どれが有料オプションなのか、利用する際の規約など料金と照らし合わせながらチェックしましょう。

    【立地・設備】シェアサロンで料金形態以外の大切なポイントは?

    シェアサロンで料金形態以外の大切なポイントについてくわしく説明します。

    シェアサロンは料金形態以外にも大切なポイントがある!

    シェアサロンは料金形態以外にも大切なポイントがいくつかあります。
    主なポイントは次の通りです。

    1. 料金
    2. 立地
    3. 設備
    4. サービス
    5. 利用規約

    まず、料金形態と一緒に確認したいのが料金です。
    平均的な収入に見合った価格帯のサロンを選ぶことが、料金形態を選ぶのと同じくらい大切になります。

    次のポイント立地ですが、お客さんや自分が通いやすく利用しやすい立地のシェアサロンを選ぶのがおすすめです。
    ただし、立地によっては料金が高めになることもあるので立地と料金を照らし合わせながら選びましょう。

    立地や料金を大まかに決めたら、設備やサービス、利用規約をチェックします。
    シェアサロンは基本的に設備や薬剤もレンタルして利用します。
    しかし、中には設備や薬剤の利用料やサービス料もあらかじめ料金に含まれていることがあります。
    一見料金が高めに見えても実はお得なこともあるので、あらかじめ確認しておきましょう。
    また、利用規約もしっかり確認してトラブルが起こらないようにしましょう。

    シェアサロンはサロンごとに設備やサービスが違う?

    シェアサロンはサロンごとに設備やサービスが違います。
    規模が大きなシェアサロンの中には、美容室として利用できるスペースだけでなくネイルサロンやエステなど複数の業種が入った複合施設もあります。
    シェアサロンはスペースをレンタルする施設ですが、その他の設備やサービス、利用料などが違うためサロンを選ぶ際は総合的な判断が必要です。

    別のサロンでは出来たことが、別のサロンでは出来ないこともあるため利用するシェアサロンを変えたり、初めて利用する場合は特に注意しましょう。

    利用料が安すぎるシェアサロンっておすすめ?事前に調べたいこととは

    シェアサロンを利用する前に調べておきたいポイントについてくわしく説明します。

    利用料が安すぎるシェアサロンってどうなの?メリット・デメリットを解説

    シェアサロンを選ぶ際、気になるのが利用料ですが料金が安ければ良いわけではありません。
    とくに相場に比べて利用料が安い場合は注意が必要です。

    料金が安いシェアサロンのメリットは、単純に経費を抑えられることです。
    フリーランスの美容師として働く場合、シェアサロンのレンタル料は賃貸料と同じになります。
    シェアサロンは店舗を建てるよりもコストをおさえて独立できるシステムですが、できるだけ経費をかけたくない場合は利用料の安さがメリットになります。

    ただし、利用料が安すぎるとシェアサロンのサービス面や立地があまりよくないこともあるので注意が必要です。
    例えば、利用料が安くてもオプションや設備のレンタル料などを加算していくと最終的に経費がかかります。
    使用する設備の料金、サービスなどを考えると実際はそんなに安くないことも多いのがデメリットです。
    安すぎるシェアサロンを見つけた場合、最終的にはどのくらいお金がかかるのかを事前にチェックして確かめましょう。

    料金形態・実際の料金・サービスの3点がシェアサロンを選ぶ際に大切

    シェアサロンを選ぶ際、料金形態・実際の料金・サービスの3点を総合的に判断してバランスの取れたサロンを探すのが大切です。
    3つのポイントを自分の希望する働き方と照らし合わせ、儲けを出しやすくて利用しやすいシェアサロンを選ぶのがおすすめです。

    例えば、副業として週1日数時間利用する場合は月額制よりも時間制で利用した方がコスパはかかりにくくなります。
    1日でどのくらいの集客見込みがあって、どのくらい稼げるのかを計算し、時間制の中でも赤字にならない料金のシェアサロンをいくつか選びましょう。
    その中から、具体的なサービス内容をチェックして利用しやすくお得に働けそうなサロンを最終的に決めます。

    このように、料金形態から料金、サービスまでシェアサロンを総合的に評価して選ぶのが大切です。

    コスパの良さはシェアサロンの条件だけじゃない?働き方や能力を考慮しよう

    なるべくコスパの良いシェアサロンを選んで経費を抑えたいと思った場合、上記で説明したように料金形態・利用料・サービスを基に考えます。
    しかし、この3点を踏まえただけではコスパの良さは測れません。
    料金形態・料金・サービスに加えて考慮しなければいけないのが希望する働き方や自分の現時点での能力です。

    人によって集客力や働き方は変わってくるため、相性の良いシェアサロンの条件も変わってきます。
    働き方や自分の現時点での能力によって、コスパの良くなるシェアサロンが変わってくるので注意しましょう。

    【技術・能力】シェアサロンの料金形態を決める際は自己分析が大切

    シェアサロンの料金形態を決める際は自己分析が大切な理由についてくわしく説明します。

    シェアサロンの料金形態を決める前には自己分析が大切?その理由とは

    シェアサロンの料金形態を決める前に大切なのが、現時点での自分の能力を客観的に分析することです。
    集客力や1日分の平均的な売上など、シェアサロンを選ぶ前に自分の能力を客観的に分析することで自分にあった料金形態を見つけられます。
    なるべく客観的に能力を分析することで、シェアサロンを利用した後に失敗したと後悔する確率も下がります。
    料金形態を選ぶ前には後悔しないためにも自己分析をしましょう。

    客観的な自己分析とは?シェアサロン選びで失敗しないためのポイント

    シェアサロン選びでなるべく失敗しないためには、客観的な自己分析が大切です。
    自己分析では集客力、自己アピール力、想定できる1日の売上、今後の展望などを考えましょう。
    自己アピール力とは、どれだけ自分を売り込んでお客さんを増やせるかです。
    フリーランスの場合、自分で宣伝して集客しなければいけないので自己アピール力が必要になります。
    また、今後の展望では長期的にシェアサロンを利用する場合に○ヶ月で売上を○○%アップさせたいなどある程度具体的な目標を立てましょう。

    能力に見合った料金のシェアサロンを利用することが大切!

    シェアサロンを利用する際、大切になるのが自分の能力に見合った料金のサロンを選ぶことです。
    高すぎると赤字になったり、支払いが徐々に苦しくなったりするので能力とサービスのバランスを考えながらシェアサロンを選びましょう。
    また、売上が安定してきたり儲けを増やせてきた場合はシェアサロンをランクアップさせたり、プランを変更しても良いでしょう。

    【売上・経費】シェアサロンで儲けるために出費と売上のバランスを取るには?

    シェアサロンで儲けるために出費と売り上げのバランスを取るためのポイントについてくわしく説明します。

    シェアサロンで儲けるためには?出費と売上のバランスのとり方とは

    シェサロンで儲けるためには、出費と売上のバランスを取るのが大切です。
    純利益は売上から、シェアサロンの利用料や仕事でかかった経費を引いた額になります。
    計画的に儲けを増やしていきたい場合、純利益を徐々に増やしていく必要があります。
    集客をアップさせて売上をのばすのも大切ですが、売上があまりない時はサロンの利用料などの経費を抑えると赤字になりにくいです。
    まずは赤字を出さないように注意しつつ、儲けが増えてきたら経費を増やして仕事の効率をアップさせるのもおすすめです。
    儲けを増やしていくには出費と売上のバランスを取りながら、シェアサロンの利用方法を徐々に変えていくことも大切になります。

    シェアサロンの利用料は経費!売上とのバランスを取ってサロンを決めよう

    シェアサロンの利用料は経費になります。
    経費と売上とのバランスを取りつつ、シェアサロン選びをしましょう。
    とくに事前にシェアサロンで働くための計画を立てるのがおすすめです。
    事前にしっかり計画を立てておけば、もしシェアサロンの運営が上手くいかなくても慌てずに軌道修正しやすくなります。
    計画はフリーランスの美容師として働く大まかな道筋にもなるため、なるべく作っておくようにしましょう。

    儲けたいならシェアサロンの料金が重要!自分の能力とのバランスを考えよう

    シェアサロンで儲けを出すためには料金形態を考えるのも大切です。
    とくにシェアサロンで働き始めたばかりの頃は、利益を出すのが難しいことも多いので初めの段階で利用料についてきちんと計画を立てましょう。
    初めの頃は純利益が少なくても、徐々に増えてきたころに利用料の高いサロンや料金形態を変更できるのもシェアサロンで働くのメリットです。
    また、シェアサロンの料金が自分の能力に見合っていない場合に利益が少なくなることがあります。
    集客力や稼働率など、自分の能力と料金のバランスがとれたシェアサロンを選ぶのが大切です。
    今回解説したことを参考に、どんな料金形態や価格帯のシェアサロンが自分にあっているのか考えてみてください。

    2022.6
  • 【保存版】シェアサロンのトラブルを防ぐには契約書が大切!美容師側・サロン側からその理由を徹底解説

    フリーランスの美容師などの仕事場所として利用されるシェアサロンですが、年々需要が高まると共に利用する人も増えてきています。
    通常の美容室で働くのとは違い、シェアサロンは個人でスペースをレンタルして利用することになります。

    そのため、トラブルが起きた時のリスクは従業員として働くよりも大きくなりがちです。
    金銭的な問題や利用事項についてのトラブルなど、シェアサロンと美容師間のトラブルは様々です。
    シェアサロンでトラブルが起こった場合や未然に防ぎたい時、サロンで交わした契約事項が大切になります。

    そこで今回は、シェアサロンの契約書が大切な理由を美容師側・サロン側からまとめて解説します。

    【利用規約・料金】シェアサロンは契約書が大切!その理由とは

    シェアサロンは契約書が大切な理由についてくわしく説明します。

    シェアサロンってどんなシステム?利用方法は?

    シェアサロンはサロンの一角をレンタルして利用できる施設です。
    美容系のサロンとしてスペースを利用でき、多様な働き方のできる場所として人気があります。

    特に多いのがヘアサロンとして美容師が利用するケースです。
    フリーランスの美容師の仕事場としてだけでなく、美容師の副業や一時的に店舗が利用できない美容師が利用することもあります。

    シェアサロンごとに料金形態・利用料・サービスなどが違うのも特徴で、利用する際は働きやすいサロンを選んで契約を結びます。
    仕事場所をレンタルして利用できるシェアサロンですが、レンタルできるのはスペースだけではありません。
    セット面やカラー剤など、基本的に設備も薬剤もレンタルして利用できます。
    そのため、最小限の道具だけで手軽に仕事ができるシステムとして年々需要が増えてきています。

    シェアサロンの契約をする際は注意が必要!契約書が大切な理由とは

    シェアサロンを利用する前にはサロンと美容師は契約を交わします。
    その際、必要になるのが利用事項や契約事項が書かれた契約書です。
    契約書はシェアサロンを利用する美容師にとって、とても大切になります。

    シェアサロンの契約書が大切な理由は次の通りです。

    1. 美容師・サロンの双方が納得して契約するため
    2. トラブルを未然に防ぎやすくなる
    3. トラブルを解決する助けになる

    契約書にはシェアサロン側が美容師に対して提示した、サロンを利用する上での決まりごとが記載されています。
    契約事項や利用規約は一方的なものではなく、美容師側はそれらの決まりごとに納得できなければシェアサロンを利用しない自由があります。
    契約書は契約事項や利用規約を確認し、双方が納得した上で契約したという証にもなるため大切です。
    そのため、契約は双方が納得した上で結ぶのが前提のため、しっかり内容を確認しておく必要があります。

    2つ目の理由が、トラブルを未然に防ぎやすくなることです。
    金銭的な決まり事や設備の利用規約など、契約時にトラブルに繋がりそうなことを確認しておくことでトラブルが起きにくくなります。

    また、契約書はトラブルが起きた時にも大切です。
    シェアサロンでトラブルが起きた時、美容師側とサロン側の言い分のどちらが正しいのか判断するために契約書は役に立ちます。

    利用規約や料金形態・利用料はシェアサロンごとに違う?

    利用規約や料金形態・利用料など、大切なことがシェアサロンの契約書には記載されています。
    契約書をきちんと確認しなければいけない理由の1つが、シェアサロンごとに料金形態や利用料、利用規約が違ってくるためです。

    シェアサロンごとにこれらが変わってくるため、契約書もサロンごとに内容が微妙に変わってきます。
    そのため、シェアサロンで契約を結ぶときは毎回内容もきちんと確認しましょう。
    とくに施設の利用規約はサロンごとに違うことが多いため、事前に確認しておきましょう。

    契約を交わす前にシェアサロンについてまずは調べるのも大切!

    シェアサロンで働きたい場合、契約を交わすと施設を利用できるようになります。
    しかし、一度契約を交わすと契約した機関の料金が発生するため途中で別のシェアサロンが良かったと思ってもなかなかサロンを変えられません。
    契約を交わした後で後悔しないためには、事前にシェアサロンについて調べることも大切です。

    シェアサロンを探す際、マッチングサービスや求人サイトなどを利用しますがこの時にサロンの紹介や料金などを事前にチェックしておきましょう。

    【違法・トラブル】シェアサロンで契約書を交わすメリットとは

    シェアサロンで契約書を交わすメリットについてくわしく説明します。

    シェアサロンで働くなら契約書を交わすべき?そのメリットとは

    シェアサロンで働くなら契約書を交わすのがおすすめです。
    契約書を交わすメリットは次の通りです。

    1. 違法なシェアサロンを選びにくい
    2. トラブル防止効果
    3. 安心感を持って働きやすい

    契約書を読んだ時、内容が不審だと思うシェアサロンとは基本的に契約する人は少ないです。
    契約しようとしているシェアサロンが違法な場合、美容師側は違法だと分かりにくいのが現状です。
    しかし、契約書に違法性を隠すために不審な点があれば美容師は契約前に気づいて別のシェアサロンを選べます。

    また、契約内容を美容師とサロン双方が共有することで、トラブルが起こるのを防止してくれる効果もあります。
    それだけではなく、契約書をきちんと交わした安心感を持って働けるのもメリットです。

    契約書がない?手軽に利用できるシェアサロンには注意が必要

    最近はニーズが増えたこともあり、手軽にシェアサロンを利用できることが増えてきました。
    アプリで予約して現地のサロンに向かい、当日に利用規約を確認して利用するなど簡易的な手続きだけでシェアサロンを利用できることもあります。
    しかし、シェアサロンを利用する際にきちんとした契約書がない場合には注意が必要です。

    一日だけ利用する場合など、短期間の利用なら手続きが簡易的で手軽に利用できるのは嬉しいのですがもしもトラブルが起きた時に困ります。
    長期的にシェアサロンを利用する場合、手軽に利用できるサロンも良いのですがきちんとした契約を結んで働く方がおすすめです。
    また、短期間でもシェアサロンを利用する際は気になることは事前にサロン側に確認してトラブルを出来るだけ防げるようにしましょう。

    シェアサロンでトラブルが起きた時にも契約書は大切!

    シェアサロンでトラブルが起こった時、サロン側・美容師側双方にとって大切なのが契約書です。
    契約書はトラブルを予防するためにも役立ちますが、トラブルが起こってからも役立ちます。
    そのため、契約書は簡易的なものであっても大切に保管しておきましょう。
    また、トラブルが起きた時にきちんと役割を果たしてくれる契約書かどうかも事前にチェックしておくのがおすすめです。
    契約内容に不備があったり、気になる事がある場合は契約前に出来るだけサロン側に確かめておくのも大切です。
    疑問点について答えてもらった時は、口頭だけで終わらせるわけではなくメールや書面などに形に残るようにしておきましょう。

    【美容師側・サロン側】シェアサロンの契約書でチェックするポイントとは

    シェアサロンの契約書でチェックするポイントについてくわしく説明します。

    美容師側がシェアサロンの契約書でチェックするポイントは?

    美容師側がシェアサロンの契約書でチェックするポイントは次の通りです。

    1. 利用料
    2. 料金形態
    3. 利用規約
    4. 契約事項
    5. 注意事項
    6. 契約期間

    まず、シェアサロンと契約する際に確認しておきたいのが利用料です。
    マッチングサービスなどを利用してシェアサロンを探した場合、紹介文に掲載されていた利用料と違いはないか確かめましょう。
    もし、利用料が高くなっているなど最初に提示されていた内容と違っていた場合はすぐにサロン側に確認するのがおすすめです。
    記載している内容が間違っているならその場で訂正してもらえますが、あえて違った条件を提示している場合は注意が必要です。

    また、料金形態も同時にチェックしましょう。
    料金形態についても、最初に提示されていた条件と違いはないか確認するのがおすすめです。

    その他、利用規約・契約事項・注意事項なども細かくチェックしましょう。
    利用料や利用形態についての例外や設備利用について注意書きなど、契約する上で大切になることが小さく記載されていることもあります。
    読み飛ばしてしまいがちな部分まで、なるべく読んでおくことが大切です。
    最後にシェアサロンとの契約期間についても、間違いがないか確認しておきましょう。

    サロン側がシェアサロンの契約書でチェックするポイントは?

    サロン側がシェアサロンの契約書をチェックする際のポイントも、美容師側と同じです。
    契約書はサロン側が作成しますが、契約内容をサロン側も忘れないようにきちんと定期的に読み返しておきましょう。
    しっかり契約内容を把握しておくことで、美容師とのトラブルを回避しやすくなります。
    また、契約内容に変更がある場合はすぐに契約書にも反映させてすでに契約している利用者への対応もしっかり行いましょう。

    契約書は美容師側・サロン側の双方が揃って確認するのがおすすめ

    できれば、契約書は美容師側・サロン側の双方が揃ったシチュエーションで確認するのがおすすめです。
    両者が顔をそろえて確認することで、事前に契約内容について食い違いが起こりにくくなります。
    もし、契約内容に不備があればその場で美容師が指摘できるのもメリットです。
    シェアサロンの契約は両者が納得した状態で交わすのが大切です。

    【サロン側は注意!】シェアサロンのトラブルを未然に防ぐには契約書が大切

    シェアサロンのトラブルを未然に防ぐにも契約書が大切な理由についてくわしく説明します。

    シェアサロンはトラブルに注意?その理由とは

    シェアサロンで働く際、注意したいのがトラブルです。
    施設内で起こるトラブルは、サロンを利用する美容師同士、サロンと美容師、美容師と顧客など様々です。
    基本的に美容師と顧客の間で起こったトラブルにシェアサロンは介入しません。
    ただし、トラブルによってシェアサロンに損失が出た場合は美容師側が責任を取ることもあるので注意しましょう。

    シェアサロンでは幅広いトラブルが起こりますが、契約内容が明確な場合は多くのトラブルを防ぎやすくなります。

    シェアサロンのトラブルを未然に防ぐためには事前確認が大切!

    上の項目で説明したように、契約内容を明確にすることでトラブルを防ぎやすくなります。
    これは、契約内容をしっかり把握しているか、していないかによる違いが大きいです。
    契約内容を美容師側・サロン側が共にしっかり把握していれば、トラブルによるリスクを考えながら働けます。
    また、契約内容を把握しておくことはトラブルの抑制にもつながるため、契約書はとても大切になります。

    シェアサロンは金銭的なトラブルが多い?契約書で確認したいこととは

    シェアサロンで特に多いのが金銭的なトラブルです。
    美容師と顧客の間で起こるトラブルを防止するのは美容師の役割ですが、シェアサロンと美容師との間の金銭的なトラブルは基本的にサロン側が対策しましょう。
    金銭的なトラブルは利用料に限らず、設備を利用する際のレンタル料や盗難など様々です。

    シェアサロンはサロンごとに利用規約が変わってくるため、それぞれのサロンが対策する必要があります。
    とくに盗難被害によるトラブルの場合、きちんとシェアサロン側が対応してくれるのかが重要になります。
    シェアサロンを利用する前に、美容師側は盗難などの損失による補償についても確認しておきましょう。
    また、セキュリティ面がしっかりしたサロンと契約をするのがおすすめです。

    【美容師側は注意!】シェアサロンの契約内容・利用規約を意識して働こう

    シェアサロンの契約内容・利用規約を意識して働くためにできることについてくわしく説明します。

    シェアサロンで働くときに注意したいポイントとは

    シェアサロンで働くときに注意したいポイントは次の通りです。

    1. 利用時間
    2. 利用規約
    3. 利用者間との関係
    4. 契約期間

    まず、実際にシェアサロンで働いている時に注意したいのが利用時間です。
    一定期間の間に使い放題のプランではなく、時間制で契約する場合は1日当たりの利用時間を考えながら働くようにしましょう。

    次の注意ポイントが利用規約です。
    働いているうえでのトラブルを避けるためには、利用規約をしっかり守るのが大切です。
    また、施設で働いている時には他の利用者さんとの関係にも注意しましょう。
    シェアサロンは同業者の人同士で、スペースをシェアするシステムなのでお互いに迷惑になるようなことは避けて働くのがマナーです。

    最後に契約期間についても意識しながら働くのがおすすめです。
    契約期間内はシェアサロンの契約事項に基づいて働かなければいけません。
    そのことを念頭にシェアサロンを利用しましょう。

    シェアサロンで働くときは契約内容や利用規約を意識すること!

    シェアサロンで働く際、大切になるのが契約内容や利用規約です。
    契約内容や利用規約を守れないと、余計なトラブルに発展したり実際に損失が出ることもあります。
    トラブルにならないためにも、しっかりと契約内容や利用規約を意識しながら働きましょう。

    手軽に利用できるシェアサロンは特に注意!利用規約・契約内容は事前確認を

    手軽に利用できるシェアサロンは特に利用規約・契約書内容の事前確認が大切になる理由についてくわしく説明します。

    契約が簡易的なシェアサロンは要注意?その理由を解説

    シェアサロンの中にはアプリから簡単にスペースの予約が出来たり、利用できる施設もあります。
    簡易的な契約で働けるのは手軽で嬉しいのですが、利用する際には注意が必要です。
    最近はマッチングサービスを利用してシェアサロンを探すことも多く、働き方は多様化しています。
    手軽にシェアサロンを利用できるサービスも増えていますが、最低限金銭トラブルに繋がりそうなことは事前に確認しておきましょう。

    簡易的な契約のシェアサロンで働く場合もきちんと事前確認を

    すでに説明したように、シェアサロンは近年手軽に利用できるようになってきています。
    契約も簡易的に行うこともあるのですが、きちんと大切なことは事前確認するのがおすすめです。
    また、契約書に記載されていないことを確認した際は情報が残る形でどこかに記載しておくと後々のトラブルを避けやすくなります。

    契約書は美容師側・サロン側両方に大切!シェアサロンで理想の働き方を目指そう

    シェアサロンの契約書は美容師だけでなくサロン側にとっても大切です。
    口約束や口頭で確認しただけでは、後々トラブルになった時にどちらの意見が正しいのか不透明になる事があります。
    そんな時、契約書など確認できるものがあれば言った言わないの水掛け論にはなりません。
    また、契約書を事前にきちんと確認しておけば契約事項や利用規約をしっかり守って働けます。
    初めて利用するシェアサロンの場合、他のサロンにはなかった決まりがあるかもしれません。
    シェアサロンで働くことに慣れて来ても、契約事項はきちんと確認しましょう。

    2022.6
  • 【保存版】シェアサロンは集客が大変?フリーランス美容師に大切な集客について徹底解説

    シェアサロンはヘアサロンやエステサロンなど、店舗を持たずにサロンのスペースをレンタルすることで仕事ができる施設です。
    フリーランスの美容師などに人気のシェアサロンですが、通常の美容室と違って集客は自分でしなければいけません。
    そのため、せっかくコストを抑えて独立したのに集客が上手くいかずにシェアサロンの利用をやめてしまう人もいます。

    しかし、シェアサロンは上手く利用すれば美容師に働き方の幅を広げてくれる便利なシステムです。
    そこで今回は、シェアサロンの集客についてフリーランスに大切なポイントなどを交えてまとめて解説します。

    【独立・集客】シェアサロンで働くフリーランスの美容師に大切なこととは

    シェアサロンで働くフリーランスの美容師に大切なことについてくわしく説明します。

    シェアサロンってどんなシステム?独立した美容師におすすめなの?

    シェアサロンとは、サロンスペースをレンタルすることで店舗を持っていなくても仕事ができる施設のことです。
    シェアサロンには様々な業種のサロンがあるのですが、中でもヘアサロンとして利用できるサロンは多くあります。
    フリーランスの美容師の他、副業場所として利用する美容師や改装や工事などで店舗が利用できない美容師などが主な利用者になります。

    美容室の使用していない席をレンタルする面貸しとは違い、シェアサロンはサロン全体が基本的にレンタル用の席です。
    また、シェアサロンではセット面のレンタルだけではなくシャンプー台などの設備や薬剤などもレンタル対象になっています。
    最小限の道具があれば仕事ができるのも、シェアサロンの特徴です。

    シェアサロンを利用する際は注意が必要?その理由とは

    シェアサロンを利用する際、注意しなければいけないポイントがいくつかあります。
    主な注意ポイントは次の通りです。

    1. 集客を自分でやらなければいけない
    2. 収入が不安定
    3. 事務作業や経理も自分でやらなければいけない

    シェアサロンで働く場合と美容室の従業員など雇われて働く場合の違いは、自分で集客するかどうかです。
    フリーランスの美容師になるとある程度自分で集客の見込みがないと、シェアサロンなどで働くのは難しくなります。
    また、集客ができないと仕事もできないので収入がありません。
    そのため、固定給のないシェアサロンでは収入が不安定になるので注意が必要です。

    また、集客以外にも会計から経費の計算まですべて自分でしなければいけません。
    シェアサロンで働く場合、自分の店舗はありませんが個人事業主として利益を出すための工夫が必要です。

    シェアサロンで働くときの大切なポイントは?

    シェアサロンを利用する際に大切なポイントは次の通りです。

    1. 自分の能力を客観的に分析する
    2. 自分にあったシェアサロンを選ぶ
    3. トラブルが起きないように注意

    まず、シェアサロンで働く前に自分の能力を客観的に分析しましょう。
    集客できる人数、一日に施術できる人数やこなせるメニューの数、収入はいくらくらいになるのかなどを大まかに分析します。
    分析する時には、初めてシェアサロンを利用するなら少し厳しめにしておくと良いでしょう。

    分析を基に自分にあったシェアサロンを見つけるのも大切です。
    料金形態や料金など、自分の能力と不釣り合いなシェアサロンを選んでしまうと儲けが少なくなったり、場合によっては赤字になる事もあります。
    自分の能力とシェアサロンの特長を総合的に判断し、バランスの良いサロンを選びましょう。

    実際にシェアサロンで働く際にはトラブルが起きないように注意が必要です。
    シェアサロンの利用規約を守るのはもちろんのこと、契約前に契約事項などはしっかり確認しておきましょう。

    フリーランスの美容師は集客が大変?シェアサロンでの集客問題とは

    シェアサロンで働く際、まずは自分の能力を分析すると説明しましたがこの時必要になるのが集客力の分析です。
    基本的にシェアサロンで働くなら自分で集客する必要があるため、ある程度集客力がないと働くのが難しくなります。

    もともと美容室の従業員として働いていたなら、その時に担当したお客さんを顧客とすることもあります。
    顧客を増やすためには自分を売り込む能力が必要なため、自己アピールが苦手な人は注意しましょう。

    また、シェアサロンで働くときは予約制にして施術時間や顧客の人数に応じてレンタルする時間を決めることが多いです。
    そのため、全く集客できないとシェアサロンを利用しても赤字になるので注意しましょう。

    【マッチングサービス・SNS】シェアサロンで働くときの集客方法とは

    シェアサロンで働くときの集客方法についてくわしく説明します。

    シェアサロンで働くなら集客が必要!フリーランスの美容師の集客とは

    シェアサロンで働く場合、とても大切になるのが集客です。
    フリーランスの美容師の多くは個人で働いているため、個人で集客する必要があります。
    シェアサロンはあくまでも仕事場をレンタルできるシステムなので仕事場を有効活用できるように集客をしっかり行いましょう。

    また、集客力を伸ばしていくことが利益を増やすことにも繋がります。
    シェアサロンで働く前にはまず、自分がどの程度の集客が可能かを考え、そこからどの程度の収入が得られそうか考えましょう。
    ただし、顧客を増やしても施術ができる人数は決まってくるので、ある程度顧客が増えてきたら仕事の稼働率や効率的な働き方なども考える必要があります。

    シェアサロンで働くときの集客ってどうやったらいいの?方法を解説

    シェアサロンで働くときに大切になる集客ですが、実際にどうすればいいのか分からずにフリーランスに成るのをためらう人もいます。
    集客の方法は様々ですが、主な方法は次の通りです。

    1. 美容ポータルサイトを利用する
    2. マッチングサービスを利用する
    3. ホームページやSNSなどを利用する
    4. 人脈を作る

    シェアサロンの中には美容ポータルサイトに登録していて、美容師ごとに予約ができるシステムを利用していることもあります。
    美容ポータプルサイトは個人で利用するのは難しいこともあるのですが、ポータルサイトに登録しているサロンを選ぶのも一つの手です。

    2つ目の方法がフリーランスの美容師のためのマッチングサービスの利用です。
    マッチングサービスとは、シェアサロンと美容師をマッチングするサービスのことですが中には集客もできるサービスもあります。
    ただし、有料のサービスになる事が多いのでどのくらい集客できるのかを調べてから利用するのがおすすめです。

    3つ目の方法がホームページやブログ、SNSなどを利用して自分を売り込む方法です。
    ホームページやブログ、SNSなどで自分を売り込んでいくことで幅広い層に知ってもらえるきっかけになります。
    実際に施術を施した髪型の画像や動画を掲載したり、メニューの価格なども掲載すれば興味を持った人が予約してくれる可能性があります。
    ただし、ホームページやブログなどは検索した際に上位表示されないと集客に繋がらないこともあるので注意しましょう。
    インターネットを利用した集客の場合、こまめにサイトやSNSを更新して固定客を増やしていくのが大切です。

    最後の人脈ですが、美容室で働いていたことがある人の場合は元職場の同僚の紹介や顧客が集客に繋がることもあります。
    地道な作業になりますが、フリーランスの場合は顧客を一人一人増やしていくことが大切なのでちょっとした人脈でも活用するのがおすすめです。

    シェアサロンで働く際の集客で大切な能力とは

    シェアサロンで働く際、集客で大切なのが自分を売り込む能力です。
    人脈を利用して人の懐に飛び込む力や、自分の良さを分析してインターネットを活用して広めていく力など自己アピール力がとても重要です。
    フリーランスの美容師の場合、ある程度能力が高くても集客する力がなければ仕事が成立しません。
    とくに美容師は商品を売るわけではなく、ヘアカットなどの自分の技術を売り込んでいく仕事のため営業が難しくなります。
    儲けを増やしていくには、自分から動いて能力を売り込んでいく力が必要です。

    【収入・経費】シェアサロンを利用する前に集客と利益を想定しよう

    シェアサロンを利用する前に集客と利益を想定する理由や方法についてくわしく説明します。

    シェアサロンの集客には事前の分析が大切?その理由とは

    シェアサロンで働きたいと思った時、すでに説明した通りどのくらいの集客があるのかを考えなければいけません。
    しかし、どのくらいの集客ができるかを考えるためにも分析が必要になります。
    今現在の顧客数、ひと月の間で予約をしてくれる平均人数、SNSなどでの宣伝効果などを分析して集客数を割り出します。

    また、集客数は短期的な分析と長期的な分析の両方を行っておくと良いでしょう。
    短期的な集客の分析を考慮してシェアサロンや契約するプランを決めつつ、長期的な集客の分析で今後の働き方について計画を立てるのがおすすめです。

    フリーランスの美容師の集客を考えるときは利益も同時に考えよう

    シェアサロンで働く際、集客数を考えるときには同時に利益についても考えましょう。
    一日何人の施術を行えるのか、どんなメニューの施術をして、収入はどのくらいになるのかを考えることでシェアサロンでの働き方が明確になってきます。

    この時、自己評価は甘くなりがちなので予想する利益には膨らみを持たせるのがベターです。
    最低何人、平均的に何人のお客さんに施術をして、最低○○万円の収入、平均的に○○万円の収入になるなど予想に膨らみを持たせることで最悪の状況でも対処しやすくなります。

    純利益を増やしていくには集客とシェアサロンの利用の仕方が大切

    収入に対して、シェサロン代などの仕事でかかった経費を引いて残った金額が純利益です。
    純利益を増やしていくためには、集客を増やしていくのも大切ですがシェアサロンの利用の仕方も大切になります。

    集客をいくら増やしても、個人で施術できる人数は決まってくるため利益を増やすのは難しくなってきます。
    フリーランスの美容師として利益を増やすためには、次のような方法があります。

    1. 経費を削減する
    2. 効率的に働いて一日にこなせる人数を増やす
    3. メニューの価格を上げる

    基本的には上記の3パターンになります。

    まず、シェアサロン代をなるべく減らしたいと思った時に料金形態やプランの見直しをするのがおすすめです。
    ある程度稼げるようになっているなら、歩合制よりも時間制や月額制にした方が儲けが増えることもあります。

    また、アシスタントを雇って働けるシェアサロンと契約するなどサロンの見直しをしてみるのも良いでしょう。
    効率的に働いて、一日にこなせる人数を増やせば儲けを増やしやすくなります。

    最後はメニューの価格自体を上げて、高い値段設定でも顧客になってくれるお客さんを相手に仕事をする人も多いです。

    【利用時間・料金】シェアサロンで働く際の集客での注意ポイントは?

    シェアサロンで働く際の集客での注意ポイントについてくわしく説明します。

    シェアサロンで働く際の集客の注意ポイントは?

    シェアサロンでの集客では、自分のこなせる人数を考えながら働くのが大切です。
    儲けを増やそうとして一日で対処できない予約を取ってしまうと、シェアサロンで契約した時間を超えてしまう可能性があります。
    集客が全くないのも困りますが、一日にどれだけの人数をこなせるのかきちんと考えながら仕事をしましょう。

    なかなかシェアサロンでの集客が上手くいかないときには?

    なかなかシェアサロンでの集客が上手くいかない時は、業務委託で一度働いてみるのも一つの手です。
    同じフリーランスでも、業務委託は美容室のお客さんを相手に仕事をします。
    自分で集客する必要がないので、業務委託で働きつつ集客力を磨いていくのも良いでしょう。

    フリーランスの美容師になったらまずは集客の計画を立てるのもおすすめ

    フリーランスの美容師になったときの集客の計画の立て方についてくわしく説明します。

    フリーランスの美容師になったらまずは集客の計画を立てるのが大切?

    フリーランスの美容師に成ったら、まずは集客の計画を立てるのがおすすめです。
    集客できないと収入がないため、集客の計画は今後の働き方を決める大きな指針にもなります。
    短期的な計画と長期的な計画を立て、上手くいかなかった時はこまめに軌道修正しながらシェアサロンで働くのがおすすめです。

    シェアサロンで働く際の集客の計画の立て方は?ポイントを解説

    シェアサロンでの集客の計画を立てるポイントは、自分の人脈や今までの顧客数、自己アピール力を客観的に分析することです。
    すでに顧客になっている人や顧客になってくれそうな人の人数から、一日の平均的な集客数とひと月の平均的な集客数を分析しましょう。
    平均的な集客数をどうやって増やしていくのか、自分の宣伝力や発信力を考慮しながら客観的に計画を立てましょう。

    シェアサロンで働くフリーランスの美容師は集客が重要!

    フリーランスの美容師になると大切になるのが仕事場ですが、シェアサロンは上手く利用すれば働き方の幅を広げてくれるシステムです。
    しかし、ある程度集客の目処がないとシェアサロンで働くのは難しくなります。
    業務委託で働くのと違い、シェアサロンは自分で集客しなければいけません。

    美容師としてのスキルを磨くだけでなく、自分を売り込む力や売上を増やしていく力などシェアサロンで働くには経営能力が必要です。
    将来は独立して自分の店舗を持ちたいならシェアサロンはおすすめで、そのための経験としてシェアサロンで働く人もいます。

    今回紹介したことを参考に、シェアサロンで働く前に集客について考えてみてください。

    2022.6
  • 【保存版】フリーランスの美容師はシェアサロンで働くのもおすすめ!その理由を徹底解説

    フリーランスの美容師になると考えなければいけないのが働き方です。
    開業してすぐに自分の店舗を構える人もいますが、賃貸でも店舗を持つのは初期費用がとても掛かります。
    また、事業が軌道に乗らないとリスクも大きいためフリーになっても、経営のノウハウを学ぶまではお店を持たない人も少なくありません。

    しかし、フリーランスの美容師は自分から仕事を取ってこないと収入がありません。
    そんな時におすすめなのがシェアサロンで働くという選択です。

    今回は、美容室のシェアサロンがフリーランスの美容師におすすめな理由や使い方、理容の際の注意ポイントなどをまとめて解説します。

    【システム・使い方】美容室のシェアサロンとは?どんなシステムなのか解説

    美容室のシェアサロンのシステムや基本的な使用方法などを詳しく解説します。

    そもそも美容室のシェアサロンとは?仕組みを解説

    美容室のシェアサロンとは、主にフリーランスの美容師にセット面や設備をレンタルする施設のことです。
    レンタルサロンと呼ばれることもあるシェアサロンですが、フリーランスの美容師の働く場所として年々需要が増えています。
    美容室の一席をレンタルする面貸しとは違い、サロン全体がシェアされる施設のため面貸しよりもサービスが整っていることも多いです。

    シェアサロンは自分で店舗を持たずに仕事ができる施設ですが、フリーランスの美容師だけでなく改装工事などで店舗が利用できない美容師にも人気です。
    また、美容室に所属している美容師の副業のための場所として利用されることもあります。

    基本的にはシェアサロンは、借りたスペースの利用料をサロンに収めて利用します。
    利用料の支払い方や設備をレンタルするシステムなど、サロンごとに微妙に変わってくるのですが基本的には薬剤などもレンタル対象なことも多いです。
    最小限の道具だけで仕事ができるのもシェアサロンの魅力で、店舗を構えて設備を揃える資金を節約できるので独立志向のフリーランスに人気があります。

    また、年々フリーランスの美容師が増えていることもあり、シェアサロンの需要も増えています。
    シェアサロンで経営のノウハウを学び、店舗を構える資金をためて開業したいフリーランスの美容師にも需要のあるシステムです。

    美容室のシェアサロンはどんな時に利用できる?基本的な使用方法について

    美容室のシェアサロンの利用方法は様々です。
    基本的な使用方法としては次のようなケースが考えられます。

    1. フリーランスの美容師の仕事場所
    2. 美容室に所属する美容師の副業場所
    3. 店舗改装などで店舗が使用できない美容師の仮の仕事場

    上記の3つの理由で使用することが多いです。

    まず、一番多いのがフリーランスの美容師の仕事場としての使用方法です。
    フリーランスになった時、仕事をする場所を探す必要があります。
    業務委託として美容室で働くこともありますが、より自由に働きたい場合はシェアサロンがおすすめです。
    また、フリーランスの美容師が個人事業主として働く場合、開業届を出していないと確定申告の際に青色申告が出来ません。
    シェアサロンの利用料も基本的に経費計算できるため、確定申告の際に控除を受けたい場合は開業届を出しておきましょう。

    業務委託で働いていたり、美容室と雇用契約している美容師でもシェアサロンを副業場所として利用することがあります。
    シェアサロンは利用する時にだけレンタルし、個人的なお客さんを接客できるシステムです。
    そのため、副業のためのスペースとしても人気があります。
    シェアサロンの中には1時間や15分から利用可能なサロンもあり、副業で短時間だけ利用する場合にもおすすめです。

    シェアサロンを使用する人の中には、すでに所有している店舗が改装工事などの理由で使用できない美容師さんもいます。
    仮の仕事場所として、1ヶ月だけ借りたり短期間だけシェアサロンを使用することも少なくありません。
    とくに固定客の多い美容室の場合にシェアサロンは便利です。

    シェアサロンは働き方を多様化してくれるシステム!

    上記で説明した通り、シェアサロンを使用する美容師の種類は様々です。
    近年、働き方は多様化しているためシェアサロンのように比較的自由に働ける場所の需要が増えています。

    シェアサロンごとにシステムや設備も違ってくるため、美容師一人一人の要望に沿ったサロンを選びやすいのも人気の理由です。
    とくに自己プロデュースが得意で集客力に自信のある美容師の場合、特定の美容室で働くよりもシェアサロンで経営の経験を積むのも良いでしょう。
    利用の仕方次第では、今までにない働き方を模索できる便利なシステムなのでシェアサロンを利用してみてください。

    シェアサロンのメリット・デメリットは?美容師側とサロン側から解説

    シェアサロンのメリット・デメリットを美容師側とサロン側から解説します。

    【美容師側】美容室のシェアサロンのメリットは?

    美容室のシェアサロンの美容師側のメリットは次の通りです。

    1. 低コストで独立できる
    2. 比較的自由な働き方ができる
    3. 職場の人間関係の煩わしさがない

    まず、美容室のシェアサロンで美容師が働く際の大きなメリットが、低コストで独立できることです。
    フリーランスとして働きたくても、店舗を構えるのは賃貸でも初期費用が数百万かかることが多くなります。
    また、従業員を雇ったり設備を整えるだけでも費用がかかります。
    シェアサロンならそれらのコストをかけることなく独立できるのがメリットです。

    2つ目のメリットですが、シェアサロンは比較的自由に働けるので理想の働き方を目指せます。
    フリーランスの美容師が自由に働けるだけでなく、副業として利用するなど利用の仕方の幅が広いのもメリットです。

    最後のメリットが職場の人間関係の煩わしさがないため、一人で働くのが好きな人にとってはシェアサロンのメリットになります。

    【美容師側】美容室のシェアサロンのデメリットは?

    美容室のシェアサロンの美容師側で考えられるデメリットは次の通りです。

    1. 集客を自分でしなければいけない
    2. 事務的な仕事も自分でしなければいけない
    3. 収入が不安定

    シェアサロンで働く特徴のひとつが集客を自分でやらなければいけないことです。
    美容室に勤めていたり、業務委託で働くなら美容室に来たお客さんを相手に仕事をすればよいのですがシェアサロンでは違います。
    集客をして仕事ができる場所をレンタルし、接客まですべて一人でやることになるのがデメリットです。
    また、会計から売上の管理、確定申告まで事務的な仕事も自分でしなければいけないのもデメリットです。

    最後のデメリットですが、シェアサロンで働く場合は固定給がないため収入が不安定になります。
    副業や仮店舗として利用しているのなら良いのですが、フリーランスの美容師として働く場合は注意しましょう。

    【サロン側】美容室のシェアサロンのメリットは?

    美容室のシェアサロンのサロン側のメリットは次の通りです。

    1. 通常の美容室よりも売上の予想がしやすい
    2. 通常の美容室をやるよりも人件費を抑えられる
    3. 接客業務がほとんどない

    シェアサロンはレンタル料を利用者から受け取ることで、利益を出すシステムです。
    そのため、通常の美容室のように毎日どれだけのお客さんがいて、どれだけの売上があるのか予想するよりも売り上げの予想がしやすくなります。
    歩合制で利用料が発生するシステムだと予想が難しくなりますが、時間制や月額制なら回転率に応じて一定の金額が入ってくるので予想しやすいです。

    次のメリットが、通常の美容室のように施術を行う従業員を雇わなくても良いので人件費を抑えられることです。
    また、従業員を雇わないだけではなく自分も美容室の施術をするわけではないので接客業務がほとんどありません。
    お客さんはシェアサロンを利用する美容師さんになります。

    【サロン側】美容室のシェアサロンのデメリットは?

    美容室のシェアサロンのサロン側のデメリットは次の通りです。

    1. 歩合制だと収入が不安定
    2. 利用規約や契約事項を決めるのが大変
    3. セキュリティ対策が大変

    まずデメリットになるのが、歩合制の場合は収入が不安定なことです。
    利用者の収入に応じて何割かを利用料として支払うシステムだと、利用者の収入が少なければ売上も少なくなります。
    借りる時間に応じた売り上げが少ない場合は注意が必要です。

    次のデメリットが利用規約や契約事項を決めるのが大変な点です。
    シェアサロンで避けたいのが利用者とのトラブルですが、トラブルを未然に防ぐには利用規約や契約事項が大切になります。
    穴がないように利用規約や契約事項を作る作業は手間がかかるため、シェアサロンのデメリットでもあります。

    また、不特定多数の人が出入りするシェアサロンはセキュリティ対策が大変です。
    盗難トラブルなどが起こると大きな損害を背負うことになることもあるので、セキュリティ対策はしっかり行いましょう。

    【理容室・美容サロン】シェアサロンは美容室以外にもある?

    美容室以外のシェアサロンについてくわしく説明します。

    美容室以外にもある?シェアサロンの種類とは

    シェアサロンは美容室以外にも様々な業種があります。

    • ネイルサロン
    • マツエクサロン
    • エステサロン
    • マッサージサロン

    このほかにも、美容系の施術ができるシェアサロンは様々です。
    利用者側の需要と経営したい人がいれば、シェアサロンは成り立つので美容室以外にも多くのサロンがあります。

    中でもとくに需要が高いのが美容室のシェアサロンです。
    年々フリーランスの美容師は増えているため、その需要に伴って美容室のシェアサロンは増えています。

    シェアサロンには複合型の施設もある

    シェアサロンの中にはヘアサロンとネイルサロンの施設など、複合型の施設もあります。
    スペースごとに入る業種が分かれた大型施設もあり、そういう施設は設備が整っていることが多いので利用してみてください。
    ただし、規模が大きい施設だと人の出入りも多いのでセキュリティ面がしっかりしているところを利用しましょう。

    シェアサロンはレンタルサロンとも呼ばれる!様々な用途に使えるのが特徴

    シェアサロンはレンタルサロンとも呼ばれ、レンタルした利用者によって様々な使い方ができるのが特徴です。
    利用規約や契約事項を守らなければいけませんが、メニューを決めたり値段を決めたりとある程度は自由に働けます。

    美容師の副業場所として利用する場合、とくにシェアサロンは便利です。
    ただし、美容室によっては副業NGなこともあるのできちんと事前に確認しましょう。

    【検索サイト・アプリ】美容室のシェアサロンの探し方は?

    美容室のシェアサロンの探し方についてくわしく説明します。

    美容室のシェアサロンはどうやって探せばいいの?マッチングサービスとは

    美容室として利用できるシェアサロンを探したい場合、便利なのがシェアサロンのマッチングサービスです。
    シェアサロンのマッチングサービスとは、サイトやアプリを利用して地域ごとにシェアサロンを検索できるサービスのことです。
    手軽にシェアサロンを探せるので、美容室のシェアサロンを探すのにおすすめなサービスになります。

    また、直接インターネットの検索エンジンに「シェアサロン 地域名」と記入して検索する方法もあります。
    検索エンジンで検索すると、シェアサロンを探すためのサイトではなく直接シェアサロンのホームページを検索できるのがメリットです。
    また、マッチングサービスでシェアサロンを検索した際はなるべくシェアサロンのホームページも調べるのがおすすめです。
    ホームページやSNSを持っているサロンなら店舗内の雰囲気を知れます。

    シェアサロンの検索サイトやアプリの特徴や使い方は?

    シェアサロンの検索サイトやアプリは様々で、サイトやアプリごとに違います。
    基本的には、地域ごとにシェアサロンを探して利用者とマッチングしてくれるサービスです。
    サイトやアプリごとに利用規約が変わってくるため、事前にきちんと確認しましょう。
    また、シェアサロンごとの利用形態や契約事項、利用規約なども確認するのを忘れないようにしましょう。

    シェアサロンのマッチングサービスで手軽にサロンの予約ができる!

    シェアサロンのマッチングサービスは手軽にサロンの予約ができるサービスです。
    ただし、サイトやアプリによっては予約までの流れが手軽過ぎることもあるため、事前確認なしで予約してしまう人もいます。
    利用しやすい立地や利用料につられて予約すると、後々で利用規約に不都合な点があるなど後悔する可能性もあります。
    後悔するだけでなく、トラブルに発展することもあるので利用する前にはきちんとどんなサロンなのか調べましょう。

    アシスタントを雇うのはOK?シェアサロンの注意点とは

    美容室のシェアサロンを利用する際の注意点についてくわしく説明します。

    美容室のシェアサロンを利用する際の注意ポイントは?

    美容室のシェアサロンを利用する際、注意したいのが利用規約をきちんと読むことです。
    当たり前のことだと思うかもしれませんが、シェアサロンを何度も利用していると徐々にあまり規約を確認せずに予約をして失敗してしまうことがあります。
    シェアサロンはサロンごとに利用規約や契約事項が変わってくるため、別のサロンではできたことが別のサロンではできないことも少なくありません。

    例えばアシスタントを雇って働きたい場合、シェアサロンによってはNGなこともあるかもしれません。
    未然にトラブルを防ぐために、初めて利用するシェアサロンはとくに契約事項や利用規約をしっかり確認しましょう。

    トラブルに巻き込まれないためにもシェアサロン選びは慎重に

    トラブルに巻き込まれないためには、シェアサロン選びがとても重要です。
    立地が良くて利用料が手ごろだと、すぐに予約してしまいたくなりますがきちんとサロンについて調べましょう。
    利用するシェアサロンを慎重に選ぶだけで、余計なトラブルに巻き込まれにくくなります。

    料金や利用規約がシェアサロンごとに違う!事前の確認が大切

    シェアサロンの料金や利用規約の事前確認が大切な理由についてくわしく説明します。

    料金形態や利用規約はシェアサロンごとに違う!

    シェアサロンの料金形態は基本的に、歩合制、時間制、月額制になります。
    3パターンの料金形態が多く、シェアサロンごとに採用している形態が違ってきます。
    また、利用規約も変わってくるため自分が希望する働き方のできるシェアサロンなのか事前にしっかり考えてから予約しましょう。

    料金形態によってメリット・デメリットがある?

    3パターンある料金形態の中でも、歩合制と時間制・月額制ではメリット・デメリットが違ってきます。
    歩合制の場合、売上が少ないと支払う利用料も少ないのがメリットですが、売上が増えるとその分利用料が高くなるのがデメリットです。
    時間制・月額制だと、売上が増えればその分儲けが増えるのがメリットで、売上が少なくても一定の金額を支払わなければいけないのがデメリットです。
    それぞれ特徴が変わってくるため、自分の能力や希望する働き方にマッチした料金形態を選びましょう。

    フリーランスの美容師はシェアサロンで働くのもおすすめ!

    フリーランスの美容師になると自分で集客しなければいけませんが、仕事をする場所も探さなければいけません。
    シェアサロンはフリーランスの美容師がコストを抑えつつ、比較的自由に働ける環境が揃っています。
    ただし、サロンごとに料金形態など細かいシステムが変わってくる点には注意が必要です。

    また、細かいシステムや立地が変わってくるためシェアサロン選びがとても重要です。
    シェアサロン選びをしっかり丁寧にすることで、自分らしい働き方を目指せます。

    2022.6
  • 【保存版】フリーランス美容師が妊娠したらどうする?産休から仕事のセーブの仕方まで徹底解説

    女性のフリーランス美容師の場合、気になるのが妊娠した時の休業についてです。
    産休いつとればいいのかだけでなく、産休に入るまでの仕事のセーブやどこまで仕事をしていいのかなど気になることは色々ありますよね。
    また、産後の仕事復帰までどのくらいの期間がかかるのか分からないと妊活したくても計画が立てられません。

    他にも、ヘアカラー剤やパーマ液を扱う仕事は匂いや成分が妊娠中の負担にならないか心配する人もいると思います。
    そこで今回は、フリーランス美容師の妊娠について産休から仕事のセーブの仕方までまとめて解説します。

    【妊娠中・産休】フリーランス美容師には産休制度がない!妊娠したらどうする?

    産休制度のないフリーランス美容師が妊娠した時はどうするのか詳しく説明します。

    そもそも産休制度とは?フリーランス美容師にはないの?

    産休制度とは出産前後に取る休業期間のことです。
    休業できる期間は出産予定の6週間(場合によっては14週間)以内で、就業者の女性は雇用主に休業を申請できます。
    また、雇用主は産後8週間を経過しない女性を就業させてはいけないと女性労働基準規則では決まっています。
    ただし、産後6週間を経過した女性が請求した場合は医師の判断によって業務につかせることは問題ありません。

    労働基準法では上記のような決まりがありますが、フリーランス美容師のような個人事業主の場合は雇用主自体がいないため制度を利用できません。
    そのため、産休手当金や育児休業給付金も受け取れないので事前の備えが大切になります。
    また、産休期間についても自分で計画を立てること必要です。

    ただし、扶養内でフリーランス美容師として働く場合は夫側が育児休業を取得すれば育児休業給付金を受け取れる可能性があります。
    出産後、夫婦そろって育児をする場合は育児休業も視野に入れて考えてみてください。

    産休も育休もフリーランス美容師は取れない?妊娠後の対応を解説

    フリーランス美容師の場合、産休も育休もありませんが自分で判断して休業する必要があります。
    出産直前まで仕事をするのは自由ですが、母体や胎児に負担がかかるようであれば自主的に休業しましょう。
    また、もしも仕事中に何かあればお客さんにも心配をかけてしまいます。

    出産予定日に近づいてきたら、徐々に仕事をセーブしながらスムーズに休業に入れるようにするのがおすすめです。
    スムーズに休業に入れるように、日ごろから顧客との関係を築いておくのも大切になります。
    休業期間中は当然無収入となるため、仕事のセーブも含めて生活を整えておくようにしましょう。

    フリーランス美容師でも受けられる補助金はないの?

    フリーランス美容師は産休と育休の制度を利用できないため、育児休業給付金を受け取れません。
    そのため、フリーランス美容師は出産後早い段階で仕事復帰する人が多いです。
    しかし、フリーランス美容師でも受けられる補助金はあるのでしっかり利用しましょう。

    フリーランス美容師でも使用できる出産・育児支援制度は次の通りです。

    1. 妊婦検診の補助
    2. 出産育児一時金
    3. 国民年金の保険料免除
    4. 児童手当

    まず、フリーランス美容師でも妊婦検診の補助は受けられます。
    検診費用は各自治体が実施する補助制度があるため、自治体によって補助金額は変わってきますが大体14回程度の検診で10万円前後の補助になります。

    フリーランス美容師でも基本的に加入しているのが国民健康保険です。
    出産手当は健康保険に加入する必要がありますが、出産育児一時金なら国民健康保険でも支給されます。

    国民年金の保険料の一時免除もフリーランス美容師でも可能です。
    出産前後4か月間の国民健康保険料が免除され、制度を利用しても年金を収めたことになるので申請するようにしましょう。
    最後の児童手当も条件を満たしている場合は対象内になるので、受給したい場合は申請を忘れないようにしましょう。

    産休に入る前にも注意!定期検診のためにスケジュールを空けておこう

    フリーランス美容師にとって大切なのがスケジュールの管理です。
    お客さんの予約にあわせて働くことが多い仕事ですが、定期な妊娠検診の前にはきちんとスケジュールを開けておきましょう。
    また、妊娠何ヶ月くらいに産休に入るかなど事前に予定を立てておくと顧客対応もスムーズにしやすいです。
    仕事を徐々にセーブしていくための計画や定期検診の日程など、出産までのスケジュールはきちんとたてておきましょう。

    【仕事のセーブ】フリーランス美容師が産休に入るまでの流れは?

    フリーランス美容師が産休に入るまでの流れを詳しく解説します。

    フリーランス美容師が産休に入るまでの大まかな流れは?

    フリーランス美容師が産休に入るまでの大まかな流れは次の通りです。

    1. 産休に入る時期を決める
    2. 仕事上での契約内容をチェック
    3. 仕事を徐々に減らす
    4. 産休に入る前にお客さんに挨拶
    5. 産休へ

    大まかな流れは以上になります。
    まず、妊娠が分かった段階で産休に入る時期を決めましょう。
    最終的なゴールを決めることで他の計画を立てやすくなります。
    次にシェアサロンや面貸しで働いている場合はサロンの契約、業務委託で働いている場合は業務委託契約など、働くうえでの契約内容をチェックします。
    契約解除の時期を決め、業務委託の場合は美容室にも事前に報告しておきましょう。

    一連の流れの計画を立てたら、産休に入るまでの間に徐々に仕事を減らしていきます。
    つわりがある場合、ヘアカラーやパーマの臭いがNGになることもあります。
    そういった場合は、仕事でカットのみにしたり臭いの対策をするなどの対応が必要です。

    つわりがある場合は早めにお客さんへ説明しておくのがおすすめですが、もしない場合は産休に入る少し前までにお客さんに挨拶しておきましょう。
    とくに仕事復帰する予定があるなら、顧客対応をきちんとしておくことで復帰後の仕事がしやすくなります。

    仕事をセーブする時期は?ヘアカラーやパーマの施術をしても大丈夫?

    妊娠中でもヘアカラー剤やパーマ液を扱うのは問題ありません。
    ただし、薬剤の匂いで気分が悪くなることやホルモンバランスの変化によって肌にトラブルが起こる可能性はあります。
    妊娠中は匂いに敏感になることが多いため、臭いの気になりにくい薬剤を使用したり仕事中は匂い対策をしたりつわり対策をするのがおすすめです。
    また、体調によっては仕事を休むなどセーブしながら働くのも大切です。

    匂い以外にも、お腹が徐々に大きくなってくると立ち仕事が辛くなることもあります。
    座って仕事ができるように工夫したり、立ち仕事が辛くなってくるタイミングで仕事を徐々に少なくするなど対策を取りましょう。
    他にも力仕事が徐々に辛くなってくることも多いため、お腹が張ってくるタイミングで休養を取りながら仕事をしたり仕事時間を短くするのもおすすめです。

    長時間の立ち仕事など、無理をしすぎると切迫流産になりやすくなったりと、母子ともに危険な状態になることもあります。
    妊娠中は無理して働くのは控え、雇用契約で働く美容師と同じように6週間くらいは産休を取るのがおすすめです。

    産休に入るまでにフリーランス美容師は準備をしておくのも大切!

    産休に入るまでに、フリーランス美容師は休むための準備をしておくのが大切です。
    業務委託の場合は美容師に伝えるだけでなく、指名客の引継ぎも必要になります。
    また、面貸し・シェアサロンで働く場合は仕事場の契約解除や仕事を徐々に減らしながらお客さんへのあいさつをするなどの対応をきちんとしましょう。

    もし、扶養内で働いている場合は育児休暇の申請について事前に夫婦で話し合っておくのも大切です。
    その他にも、自治体によって給付金額が変わるなど使用できる制度に違いがあります。
    事前に調べておくことで、お金に関する計画を立てやすくなります。

    【主婦・ブランク】休業後にフリーランス美容師に復帰するのは難しい?

    産休・育休など休業後にフリーランス美容師に復帰するときはどうするのか詳しく説明します。

    【産休・育休】フリーランス美容師が休業後に復帰するのは難しい?

    フリーランス美容師の場合、産休に入ると一旦仕事がすべてなくなります。
    美容室の場合は引継ぎがあるため、担当が一旦別の美容師になるくらいで復帰すれば仕事が全くないという状態にはなりません。
    しかし、フリーランス美容師は一人で仕事をしているため一度離れたお客さんが帰ってくる保障はありません。
    仕事に復帰する時には最悪の場合、また一から集客をして顧客を集める作業から始める必要があります。
    そのため、業務委託で働いているわけではないなら産休前の状態で再び働くのは難しくなります。

    フリーランス美容師が休業から復帰するまでに準備しておくことは?

    フリーランス美容師が休業から復帰するまでに準備しておきたいことは次の通りです。

    1. 働き方を決めて仕事場所を探す
    2. 仕事をするためのシステム
    3. 宣伝・集客方法の計画

    仕事に復帰する前には、復帰前と同じ環境で働くのか別の環境で働くのか決めましょう。
    業務委託として働くのか、完全なフリーランスとして働くのかだけでなく、まずはフルタイムで働くのか、時短で働くのか考えます。
    働き方を決めたら、仕事場所を探します。
    業務委託の場合は元々働いていた美容室に戻れるのか、産休前に相談しておくのがおすすめです。
    新しい仕事場所を探すか、または現在の環境や希望する働き方にあわせて仕事をする場所を探しましょう。

    シェアサロン・面貸しなどを利用して働く場合は、仕事をするための予約システムなども整えることが大切です。
    産休前に利用していたサービスと再び契約したり、新しくシステムを導入するかなどきちんと事前に決めておきましょう。
    また、仕事を再び始める場合は宣伝や集客方法ももう一度考える必要があります。
    以前の顧客に営業をかけたり、新たに宣伝をして再び仕事を始めたことを広く知らせましょう。
    お客さんの目処がついた時点で、再び仕事を始めるのが安心です。

    フリーランス美容師はお客さんがいれば仕事ができる!集客について考えよう

    フリーランス美容師が働くときに一番大切なのがお客さんです。
    雇用契約を結んで働くわけではないため、仕事をする場所と仕事道具とお客さんがいれば働けるのがフリーランスのメリットです。
    そのため、仕事復帰の際にも一番に考えたいのがお客さんをどうやって再び集めるかになります。
    休業から仕事復帰までに期間が空くほど、せっかく集めた顧客が離れていきます。
    フリーランス美容師などのフリーランスの場合、通常よりも早く仕事に復帰したい女性が多い理由の一つが顧客離れです。
    また、休業中は基本的に収入がないのも仕事復帰が早い理由としては多いです。
    まずは再びお客さんを集めるために宣伝をしたり、直接過去のお客さんに呼びかけるなどの営業に力を入れましょう。

    【産後・仕事復帰】産後から復帰まではだいたいどのくらいの期間になる?

    フリーランス美容師が産後から復帰するまでの大体の期間についてくわしく説明します。

    フリーランス美容師が産休を取ってから復帰するまでの期間は?

    フリーランス美容師の場合、産休から復帰するまでの期間が短い人が多いです。
    理由としては、すでに説明した通りお客さんが離れるのを懸念したり収入が全くなくなることが大きいです。

    フリーランスで働く人の場合、出産後1ヶ月、2ヶ月で仕事に復帰する人が多くいます。
    会社員として働く人の場合は出産翌日から8週間は法律で就業禁止と定められているため、早く復帰したい人でも8週間後にお医者さんの許可をもらわないと基本的には復帰できません。

    しかし、フリーランス美容師の場合は法的な制約がない事と収入面でのことなどが関係して復帰までの期間が短くなりやすいのが現状です。

    フリーランス美容師は保育園に子供を入園させるときには注意が必要?

    保育園の中でも認可保育園は厚生労働省管轄の児童福祉施設として、国の定めた基準をクリアした保育園です。
    都道府県知事に認可されているため、国からの補助金があったり適正な保育環境で子どもを預けられるのがメリットになります。
    ただし、各都道府県で定める基準に基づいて知事から認可を受けている認証保育園もあります。

    フリーランス美容師は正社員として働いているわけではないため、求められる書類が違います。
    フリーランス美容師には勤務証明書がないため、労働状況申告書を提出するのが基本です。
    職種から仕事内容、仕事時間、直近の収入などを記載して提出することになります。

    また、フリーランス美容師の場合は入園の審査で自治体によっては育休明け加点がされないこともあるので注意しましょう。
    他にも、フリーランスで働いているとフルタイムで仕事をしていると理解されにくいこともあります。
    開業届を出して個人事業主として独立していることをアピールするのがおすすめです。

    【貯金・収入】フリーランス美容師が産休から仕事復帰までのお金について

    フリーランス美容師が産休から仕事復帰までのお金をどうするのかについてくわしく説明します。

    フリーランス美容師は産休中の収入が全くなくなる!休業中の備えについて

    フリーランス美容師は産休中、収入が全くなくなります。
    家庭内の収入が旦那さんの収入のみになるため、妊活の前に休業中の生活費について考えておくのがおすすめです。
    また、子どもが生まれるとさらにお金がかかる生活になります。
    事前にどのくらいの費用がかかるのか考えたり、フリーランス美容師として働きながら積立金をするなどお金についてシビアに考えましょう。
    事前にどのくらいのお金が必要になるのか計算しておけば、いざという時に慌てずに行動ができます。

    出産時は平均的に40万円程度の費用が必要になると言われています、その他にも妊婦検診やベビー用品などさらに費用は加算されます。
    出産時やベビー用品などの費用はフリーランスでも、会社員でも変わらないのでどのくらいの予算が必要なのか考えておきましょう。

    出産して終わりじゃない?産後にかかるお金について解説

    妊娠したら出産して終わりではありません。
    ベビー用品を揃えて育児は終わりではないため、ミルクやおむつ医療費などお金は更に必要になってきます。
    共働きでフリーランス美容師に復帰したい場合、保育園に入れるにも給食費など費用がかかります。
    その他にも、何かと出費がかさむため出産後はできるだけ早く仕事に復帰したい女性が多いです。
    出産費用を貯金していても、貯蓄は徐々に減っていくため出産育児一時金を受け取ったり出産前に仕事復帰の準備をしておくのもおすすめです。

    フリーランス美容師は自治体の助成金などを利用するのもおすすめ!

    フリーランス美容師は正社員と違って、受けられる助成金が変わってきます。
    全く支援を受けられないわけではないため、自治体ごとに受けられる助成金について調べてみてください。

    フリーランス美容師の女性でも受けられる助成金は次の通りです。

    1. 妊娠検査費用
    2. 出産育児一時金
    3. 児童手当

    このほか、自治体によってはあわせて援助を受けられることがあります。
    もし、出産を機に引越しを考えているなら子育てのしやすい地域を調べるのもおすすめです。
    また、保育園に比較的入園しやすい地域や保育料が無料になる地域など自治体ごとにサービスも変わってきます。
    地域ごとに子供の育てやすさが変わってくるため、合わせて調べてみるのも良いでしょう。

    【育児・保育園】仕事に復帰するまでに考えたいことや注意ポイントは?

    フリーランス美容師が仕事に復帰するまでに考えたいことや注意ポイントについてくわしく説明します。

    フリーランス美容師が仕事復帰するまでに考えておきたいポイントは?

    フリーランス美容師が仕事復帰するまでに考えておきたいポイントは次の通りです。

    1. 収入と生活費
    2. 仕事の仕方
    3. 子どもの預け先

    大きく分けるとこの3つになります。
    まず、フリーランス美容師として仕事に復帰した時にどの程度の収入が見込めるのか考えます。
    この時、生活費や貯蓄のためにどのくらいの収入があれば助かるのか具体的な数字を出しましょう。
    そのうえで、フルタイムで働くのか時短で働くのかを決めます。

    フルタイムか時短か決める時には、子どもの預け先の事情も考慮しなければいけません。
    保育園に預けるのか、家族の助けを借りるのかなど、事情は人それぞれですが子どもの預け先を決めてから仕事の仕方を決めるのも良いでしょう。

    フリーランス美容師の産休~仕事復帰までの注意ポイントは?

    フリーランス美容師の女性が産休~仕事復帰までに注意したいのが、無理に仕事と家庭の両立を目指そうとすることです。
    なるべく家族と協力することで、産休から仕事復帰までスムーズに進めることが出来ます。
    パートナーがいる場合、子育ては一人でするわけではないのでお互いに協力しながら仕事復帰を目指しましょう。

    また、父母・義父母などの家族の協力を得るのもおすすめです。
    仕事をフルタイムでしたい場合などは、夫婦以外の力を借りた方が楽なことも多いです。
    妊娠から出産、仕事復帰までには周りの人達や自治体の支援に頼ることも大切になります。

    フリーランス美容師でも扶養内で働ける?

    フルタイムでの仕事復帰ではなく、扶養内でフリーランス美容師をしたい人もいます。
    そういった場合、大切になるのが所得を細かく計算することです。
    扶養内で働く際、売上から経費を引いた所得が重要になります。
    扶養内でフリーランス美容師をする場合は、大まかにではなくきちんと細かく経費と売上の計算をしましょう。

    また、扶養内で働く場合も確定申告が大切になります。
    経費計上を細かくしたいなら、青色申告で確定申告をして税金対策についてもしっかり考えましょう。

    業務委託のフリーランス美容師は産休や育休は取れないの?

    業務委託のフリーランス美容師の産休育休についてくわしく説明します。

    業務委託で働くフリーランス美容師も産休や育休が取れない?

    業務委託で働くフリーランス美容師の場合も、産休や育休の制度は利用できません。
    産休に入ると仕事復帰するまでに、正社員と同じような支援は受けられないので注意しましょう。
    ただし、通常のフリーランス美容師のように出産一時金や児童手当などの支援は受けられます。

    業務委託として美容室で働く場合、産休に入るタイミングは自分で決めることになります。
    この時、一旦業務委託契約を解除することになるので注意しましょう。
    美容室と話し合って、再び仕事復帰する時に業務委託契約を結ぶことはできますが絶対に再契約できる保証はありません。
    同じように美容室で働いていても、正社員として働く美容師とは対応が変わってくるので覚えておきましょう。

    産休前の業務委託契約の解除は事前に休業する趣旨を伝えるのが大切

    もし、同じ美容室で業務委託として仕事復帰後も働きたい場合は事前に美容室との関係を良好にしておく必要があります。
    産休に入ることをなるべく早めに伝え、今後のことをしっかり話し合っておきましょう。
    また、担当しているお客さんへの説明や引継ぎも契約解除前にしっかり済ませておくことが大切です。
    やめる前に美容室側になるべく迷惑がかからないように気遣うことで、仕事復帰の際に再契約しやすくなります。
    そのためには、産休前だけでなく普段から良好な関係を築く努力をしておきましょう。

    フリーランス美容師は妊娠したら産休・産後までのことを考えておこう

    フリーランス美容師は業務委託であっても産休制度や育休制度を利用できません。
    あくまでも個人事業主のため、妊娠から出産、仕事復帰まで雇用契約で働く人よりもさらに計画的に動くことが大切になります。

    ただし、自治体の補助金など利用できる制度もあるので妊娠後には詳しく調べるのがおすすめです。
    また、業務委託の場合は急に契約解除するのはマナー違反なだけでなく仕事復帰し辛くなる可能性もあるので注意しましょう。

    フリーランス美容師の場合、雇用契約を結んで働く人よりも大変なこともありますが仕事復帰までの職場からのプレッシャーはありません。
    妊娠・出産、産後は自分の体を気遣いながら、なるべくスムーズに仕事に復帰できるように準備しておきましょう。

    2022.6
  • 【保存版】フリーランス美容師って儲かるの?メリット・デメリットを徹底解説

    美容室の正社員として働くのではなく、一人でフリーランス美容師として働きたいと思ったことはありませんか?

    フリーランス美容師になりたいと漠然と考えた時、仕事としてやっていけるのか悩んで結局踏み出せない人は多くいます。
    また、フリーランス美容師として具体的な働き方が分からず諦める人もいます。
    一人で働かなければいけない分、フリーランス美容師は美容室に勤めるよりもリスクが大きいです。

    しかし、メリット・デメリットを理解して計画的に独立すれば失敗する確率も低くなります。
    そこで今回は、フリーランス美容師として働くメリット・デメリットなどをまとめて解説します。

    【業務委託・面貸し】フリーランス美容師とは?働き方を解説

    フリーランス美容師の働き方についてくわしく解説します。

    フリーランス美容師の働き方は1つじゃない?主な働き方を解説

    フリーランス美容師とは美容室の従業員としてではなく、独立して働いている美容師のことを言います。
    働き方は様々ですが、大きく分けると次のようになります。

    1. 業務委託
    2. シェアサロン・面貸し
    3. 訪問美容師
    4. 自分の店舗を持つ

    業務委託で働く場合、美容室と業務委託契約を結んで美容室に来たお客さんを相手に仕事をします。
    売上の何割かを報酬として得られるだけでなく、最低保証額として仕事がない場合でも報酬がもらえるのが大半です。

    シェアサロン・面貸しは、フリーランス美容師が自分で仕事をするサロンを見つけて仕事をする働き方です。
    シェアサロンはサロン全体がレンタルスペースになっていて、設備や備品などをレンタルして仕事をします。
    面貸しは美容室として営業する店舗の一席をレンタルして働く方法です。
    業務委託とは違い、美容室のお客さんを相手に仕事はしません。
    また、報酬を美容室から貰うわけではなく反対に利用料を美容室に支払います。

    業務委託とシェアサロン・面貸しでの働き方が、フリーランス美容師の場合は多いです。
    その他、色々な理由で美容室に行けない人の家に訪問して仕事をすることや自分の店舗を持って働くフリーランス美容師もいます。
    ただし、自分の店舗を持って働くのはフリーランス美容師のくくりに入れないことも多いです。

    フリーランス美容師の働き方はそれぞれ特徴が違う?

    フリーランス美容師の働き方は、それぞれ特徴が違います。
    業務委託は美容室と業務委託契約を結ぶ働き方ですが、美容室のお客さんを相手に仕事をするため集客の必要がありません。
    また、仕事がなくても最低限の報酬を貰えることもあるのでシェアサロンや面貸しのように収入がゼロになる可能性が低いのが特徴です。

    シェアサロン・面貸しの場合は仕事場をレンタルして、自分で集客から施術まですべてするのが特徴になります。
    また、集客を自分でしなければいけないので仕事がなければ収入がありません。
    業務委託よりも少し収入が不安定になりやすく、自分から動く力が必要になるのもシェアサロン・面貸しでの働き方の特徴です。

    このように、フリーランス美容師の働き方にはそれぞれ特徴があるので自分にあった働き方を選ぶのが大切になります。
    また、将来的に店舗を持ちたいなど明確な目標がある場合はとくに最初に選ぶ働き方が重要です。
    どうやって目標を達成するのか、計画を立てながら働き方を決めるのがおすすめです。

    副業や扶養内でフリーランス美容師として働くのは可能?

    フリーランス美容師になりたい人の中には、副業や扶養内で働きたい人もいると思います。
    とくにフリーランス美容師の働き方はないので、フルタイムではなく週に何日か働いたり時短で働くことも可能です。
    シェアサロンや面貸しの場合、料金形態がサロンごとに違ってくるのですが副業や扶養内の場合は時間制で借りるのがおすすめです。
    月額だとフルタイムで借りた方がお得になることが多いのですが、月に働く時間が短いとコストがかかることもあります。
    時間制の料金と月額制の料金を比べ、コストのかからない方を選ぶようにしましょう。
    ただし、シェアサロンや面貸しの利用料は必要経費に入ります。
    経費計上できるため、扶養内で働く場合は所得の計算に注意しましょう。

    【収入・将来】フリーランス美容師のメリット・デメリットは?

    フリーランス美容師として働くうえでのメリット・デメリットについてくわしく解説します。

    フリーランス美容師になるメリットは?

    フリーランス美容師になると考えられるメリットは次の通りです。

    1. 働けば働くだけ収入が増える
    2. 比較的自由度の高い働き方ができる
    3. アイディアを仕事に取り入れやすい
    4. 人間関係の煩わしさが少ない
    5. 経営の経験が積める

    まず、フリーランス美容師になると固定収入ではなくなるため働けば働くだけ収入が増えます。
    うまく仕事を増やせれば、美容室の従業員として働くよりも稼げる可能性があるのがフリーランス美容師のメリットの1つです。

    2つ目のメリットが、フリーランス美容師は比較的自由度の高い働き方ができることです。
    勤務時間を決められる他、業務契約でなければ自分でメニューやメニュー価格、仕事場なども自由に決められます。
    また、自由度の高い働き方ができるため自分のアイディアを仕事に取り入れやすいのもメリットです。
    施術方法や宣伝方法など、アイディア次第で仕事の幅を広げられます。

    次のメリットが一人で働くのが基本のため、人間関係の煩わしさが少ないです。
    お客さんとの関係はありますが、美容室の従業員同士の付き合いなどに振り回されることはありません。
    ただし、業務委託で働く場合は美容室の従業員さんとの関係を築くのも大切になります。

    最後のメリットが、将来は自分の店舗を持ちたい場合に経営の経験が積めることです。
    自分の店舗を持つと、お店を維持するために経営の知識が必要です。
    面貸しやシェアサロンは店舗を借りたり建てる資金を節約し、スペースをレンタルして仕事ができるので低リスクで経営の経験を積めます。
    面貸しやシェアサロンで働きつつ、宣伝や売上・経費の管理などを経験してスキルアップを目指す人も多いです。

    反対にフリーランス美容師になるデメリットは?

    フリーランス美容師になると考えられるデメリットは次の通りです。

    1. 収入が不安定になることが多い
    2. 雇用保険が無くなる
    3. 基本的に集客を自分でしなければいけない
    4. 自分を売り込む能力が必要になる
    5. 自己管理できないと難しい

    まず、フリーランス美容師になると固定給が無くなるので収入は不安定になりやすいです。
    また、雇用保険が無くなるので失業しても失業手当などはありません。
    もしもに備えて、フリーランス美容師になる前に貯金をしておいたり、個人的に保険に加入しておくのも良いでしょう。

    次に考えられるデメリットが集客を自分でしなくてはいけない点です。
    従業員なら美容室に来たお客さんを相手に仕事をすればよいのですが、フリーランス美容師の場合は業務委託ではない限り自分で集客しなければいけません。
    もし、全くお客さんがいなければ収入もなくなるのでフリーランスになる前に集客の当てがないと仕事を続けるのは難しいです。

    集客を自分でする点にも繋がりますが、フリーランス美容師には自分を売り込んで仕事を取ってくる能力が必要になります。
    フリーランス美容師になると集客だけでなく、仕事場を探したり宣伝方法を分析したりと自分から動く場面が増えます。
    そのため、自分から動くのが苦手な人にはフリーランス美容師は大変です。
    反対に自分から動くのが得意な人にはフリーランス美容師が向いています。
    ただし、やみくもに動くのではなくどうすれば集客に繋がるのかを分析して動く必要があるので注意しましょう。

    自己アピール力だけでなく、自己管理能力もフリーランス美容師には必要です。
    自由度が高い働き方なため、自己管理がきちんとできる人でないとフリーランス美容師は難しいのもデメリットになります。

    フリーランス美容師としての働き方によってメリット・デメリットは変わる?

    フリーランス美容師のメリット・デメリットは働き方によって変わることがあります。
    例えば、業務委託で働く美容師の場合は美容室内で美容室に来たお客さんを相手に仕事をするので自由度は下がります。
    しかし、集客の必要がなかったり仕事の形がある程度決まっているので自分から動く能力は完全に一人で働く場合よりもいりません。

    また、報酬も最低限貰える額が決まっていることも多いので収入が不安定になる可能性もシェアサロン・面貸しで働くよりも低いです。
    このように、同じフリーランス美容師でも契約内容や働き方によってメリット・デメリットが変わってくるのを覚えておきましょう。

    今後、フリーランス美容師は増えていく?美容師の人数と共に解説

    フリーランス美容師は今後増えていくのが、美容師の人数と需要の観点からくわしく解説します。

    フリーランス美容師は今後増えていく?美容師の人数と共に解説

    フリーランス美容師は自由な働き方ができるため、年々需要が増えていくと言われています。
    平成27年の時点で49万6,697人の従業美容師がおり、それから毎年のように美容師免許を取得者は増えています。
    美容所の数も年々増加傾向にありますが、近年はお客さんの数に対して店舗の増加が懸念されているのが現状です。
    美容室が増えているため、フリーランス美容師の需要はないと思うかもしれませんが反対に需要が増えるとも考えられます。

    現在、多くの美容所があるので集客のためには店舗ごとの差別化が必要です。
    また、お店が増えればそれだけ美容師が必要になります。
    フリーランス美容師の場合、一旦は美容室で働いた経験のある人が多いです。
    そのため、美容師建研のある即戦力が欲しい美容室なら業務委託として多少高い金額でも契約したいと思う美容室はあります。
    業務委託の方が通常の雇用よりも収入が高くなりがちなのは、即戦力として能力の高い美容師と契約したい店舗が多いのも理由の一つです。

    また、現在ニーズの多様化によってターゲットを絞った集客によって顧客を獲得するフリーランス美容師もいます。
    SNSの普及によって、不特定多数の人にアピールしやすい世の中になっていることもあり一人で独自の集客をして働きたい美容師は増えつつあります。
    仕事が増えれば増えるだけ稼げる魅力もあり、今後はフリーランス美容師が増えていく可能性はあるでしょう。

    (参考:厚生労働省「美容業概要」

    今後、フリーランス美容師が増えていくと働き方は変わる?

    今後、フリーランス美容師が増えていくと需要にともなってシェアサロンや面貸し可能なサロンが増えていくと考えられます。
    フリーランス美容師として働くことが一般的になれば、その文働きやすい環境も整えやすくなることも多いので働き方も変わってくる可能性があります。
    例えば、シェアサロンが増えて行けばサロンごとに差別化を図るためにサービスの良い施設が増える可能性は高いです。
    また、利用者が増えて規模の大きい施設が出てくると平均的な利用料が下がることも考えられます。
    フリーランス美容師の働き方が一般的になるほど、働き方も多様になっていく可能性もあります。

    アシスタントもフリーランス美容師になれる?需要や働き方をふまえて解説

    アシスタント専門でフリーランス美容師になれるのか、需要や働き方をふまえて詳しく解説します。

    アシスタントでもフリーランス美容師になるのは可能?

    アシスタントとして美容室で働いていて、フリーランス美容師としてキャリアアップしたい人もいると思います。
    結論としては、美容師の免許を持っていればフリーランス美容師にはなれます。
    ただし、アシスタントのみで美容師としての実績がない場合は仕事を取ってくるのが難しいです。
    顧客が全くいない状態からフリーランス美容師になる場合、業務委託として一度経験を積むのもおすすめです。
    ある程度の集客が見込めるようになってから、シェアサロンや面貸しを利用して働くのも良いでしょう。

    フリーランスのアシスタントとして働くことはできる?

    アシスタントとしてフリーランスになりたいと思った場合、可能なのか考えたことがある人もいると思います。
    これも需要の問題で、アシスタントと業務委託契約したい美容室やフリーランス美容師が増えれば可能です。

    現在でも、美容室でアシスタントと業務委託契約したい美容室があれば働けます。
    また、フリーランス美容師と働いていて人手が足りなくてアシスタントを使いたい人も中に入るかもしれません。
    アシスタントのフリーランス美容師として働きたい場合は、アシスタントを必要としてそうな人に直接営業をかけてみるのも手段の一つです。

    【美容室・シェアサロン】フリーランス美容師におすすめな働く場所ってある?

    フリーランス美容師におすすめな働く場所についてくわしく解説します。

    【美容室・シェアサロン・面貸し】フリーランス美容師の仕事場の種類とは

    フリーランス美容師の主な仕事場は次の通りです。

    1. 美容室
    2. シェアサロン
    3. 自宅
    4. 訪問場所

    まず、業務委託や面貸しの場合は美容室が仕事場になるのが基本です。
    美容室の一角で仕事をするため、美容室の従業員との関係や利用の仕方が大切になります。

    次に考えられるのがシェアサロンです。
    シェアサロンの場合、サロンごとに利用規約やシステムが変わってくるため自分にあった店舗を選ぶのが大切になります。

    次に自宅を仕事場代わりに使用しているフリーランス美容師も中にはいます。
    ただし、美容所登録が必要だったり、美容所としての規則にあわせて改装する際に費用がかかるなどのデメリットがあるので覚えておきましょう。

    最後に訪問型の美容師など、特定の仕事場を持たない働き方もあります。
    呼ばれた場所で仕事をするため、臨機応変に動ける人に向いています。

    フリーランス美容師におすすめなのは?シェアサロンと面貸しの違いとは

    フリーランス美容師として、シェアサロンや面貸しを利用して働く人は多いです。
    どちらも場所をレンタルして働きますが、シェアサロンはレンタル専門の施設で面貸しは美容室として営業している店舗の一角をレンタルします。
    そのため、働き方は違ってくるので注意しましょう。

    面貸しの場合、美容室で働く感覚に近いのですが美容室側とのトラブルが起こる可能性があります。
    あくまでも席をレンタルするシステムのため、美容室側が従業員として扱ってくる場合はトラブルになるので注意が必要です。
    面貸しで働く際は、美容室の従業員ときちんと線引きをしてくれる店舗を選びましょう。

    【集客・宣伝】フリーランス美容師に転身して失敗しないためのポイントは?

    フリーランス美容師に転身して失敗しないためのポイントについてくわしく解説します。

    フリーランス美容師が失敗しないためのポイントは?

    フリーランス美容師が失敗しないためのポイントは次の通りです。

    1. 自分にあった働き方を考える
    2. 働きやすい仕事環境を整える
    3. 集客や宣伝方法を事前に考える
    4. 計画的に働く

    フリーランス美容師になりたいならまずは、自分にどんな働き方があっているのか考えることから始めましょう。
    事前に働きやすい仕事環境について考え、働き方や仕事場を選択するのが大切です。
    また、集客や宣伝についても事前に考えておきましょう。
    ターゲットにあわせた宣伝をして集客をしないと、フリーランス美容師の場合は基本的に収入がありません。
    フリーランス美容師として働いて行けるのかもふまえて、集客や宣伝について現実的に考えておく必要があります。

    これらのポイントをふまえて、フリーランス美容師になる前には細かく事業計画を立てるのがおすすめです。
    長期的・短期的な目標を立てて、目標達成のためにどのくらいの収入が必要なのか、集客人数はどのくらい必要か、宣伝方法はどうするのかなど働くうえでの道筋を細かく作っておくと失敗しにくくなります。
    それだけではなく、1ヶ月単位の短期的な計画を立てておけば目標達成率などを分析して計画を軌道修正しやすいので試してみてください。

    フリーランス美容師は集客できないと難しい?その理由とは

    フリーランス美容師は集客数が収入に直結します。
    ある程度フリーランス美容師になる前に集客の当てがないと、収入が不安定になる可能性が高いので働いていくのが難しくなります。
    顧客がすでにまとまった人数いるなら良いのですが、そうでなければ本当に集客できる能力が自分にあるのかを考えてみてください。

    集客にはSNSやポータプルサイト、マッチングサービスなどが利用できますが、ターゲット層にあわせた宣伝方法をするのが大切になります。
    想定する属性のユーザーに向けて発信していくのが基本で、他の美容師さんがどんな宣伝をしているのかを調べて参考にするのもおすすめです。

    将来的な見通しが立つまで副業でフリーランス美容師をするのもあり?

    将来的な見通しが立つまで副業としてフリーランス美容師をする場合のメリット・デメリットについてくわしく解説します。

    フリーランス美容師になる前にまずは副業として働く人も

    フリーランス美容師として仕事をするのが不安な場合、まずは副業として休日に数時間だけお試しで働いてみるのも良いでしょう。
    シェアサロンや面貸しを利用して、週に1日数時間の副業からフリーランス美容師としてのノウハウを学んでいくのもおすすめです。

    また、完全にフリーな状態で働くのではなく美容室と業務委託で働きつつ集客などの計画を立てて独立の準備をするのも一つの手段です。
    フリーランス美容師に一気になるとリスクが大きいため、集客ができないようであればひとまず副業から始めたり業務委託で働く方がリスクは低くなります。

    一度仕事をやめてしまうと同じような仕事に巡り合えない可能性もあるため、退職する前によく考えてみてください。

    将来的な目標を立ててシビアに現在の自分の能力を分析しよう

    フリーランス美容師は業務委託で働く場合も含め、将来的なビジョンをある程度描けないと難しい働き方です。
    リスクが高い選択のため、どうやったら少しでも収入を安定させられるのかを考えることが大切になります。

    また、自分の能力や将来設計をシビアに考えるのも大切です。
    特に自分の能力は客観的に分析し辛く、評価が甘くなりがちなので注意してください。

    事業計画を立てる場合は最悪の場合も考えながら、なるべく軌道修正しやすいようにしておくのがおすすめです。

    フリーランス美容師はデメリットも大きい!続けられるかシビアに考えよう

    フリーランス美容師として働く場合、収入が不安定な状態から始まるのが大半です。
    ここから徐々に顧客を増やして安定した収入を得られるようにしなければいけませんが、自分から動ける人でないとなかなか集客できません。
    集客や宣伝が上手くいかずに仕事がないと赤字になることも多いので、固定給のある仕事よりもフリーランス美容師はリスクがあります。

    また、雇用保険もないため、業務委託で働いていても仕事がなくなればとくに保障はありません。
    その他にも、上手く収入を得られなければフリーランス美容師としてやっていくのは難しくデメリットも大きいです。

    もし、将来的には自分のお店を持ちたいなど明確な目標がある場合は、フリーランス美容師を続けられるのかをまずはシビアに考えましょう。

    2022.6
タイトルとURLをコピーしました